高知市から西へ車で1時間ほどにある、佐川町の観光スポット酒蔵の道で毎年11月に行われるイベント「酒蔵ロード劇場」
酒蔵の白壁に色とりどり光の絵が浮かび上がる、美しい夜の祭りが今年も開催されました。
さかわ・酒蔵ロード劇場
11月の土曜日
17:00~20:30 (点灯17:30)
高知県高岡郡佐川町甲1472-1周辺
問合せ先:さかわ観光協会(0889-20-9500)
酒蔵ロード劇場 駐車場
さかわ観光協会さんが紹介している駐車場は3か所
佐川町役場
桜座(シャトルバス運行)
桜座は会場よりもっと手前(東)で、シャトルバスで送り迎えしてくれます。
以前は桜座に停めてシャトルバスでやってきたけど、四国銀行となりに広い観光用駐車場できたから早い時間なら停められるはず。
そう思ったけど、16:40すでに満車でした。ちょっと出遅れた。
警備員さんの誘導に従い佐川町役場に停める。遠いなと思ってたけど、会場よりの駐車場だったのでそんなに歩かず、すぐ近くでした。
酒蔵ロード劇場 開幕
第16回の開催となる2023年は11月11日でした。17時からオープニングセレモニー、そして点灯。
オープニングセレモニーはイベントの主催者トップと町長という偉い方のスピーチから始まります。今年はプラス光の切り絵作家、酒井さんのお話もあり、この酒蔵ロード劇場というイベントの誕生秘話などを聞かせてくれました。
今年は「発明ラボ」の方々と地元小学生がパレードを行いました。「未来のよさこい」だそうですよ。
先導するのは牧野博士をイメージした光る電動車?的なもの
「名教館」は飲食スペースとして開放されています、今のところ誰もいない
では作品を見て回りましょう
まだ時間が早いので山際は深い青、森の暗闇に光の絵が浮かびます。
牧野博士ゆかりの植物が次々と、上臈ホトトギスが見えてますね。
キリン館
キリン館には小さな草花たちが揺れています
ひょうたんマジック
毎回参加されているひょうたんランプの作品展示です。
何回見ても、その繊細さと美しさに驚きます。
牧野博士の切り絵
いつも一番大きな絵が投影されるスポット、今年は朝ドラ「らんまん」で一躍脚光を浴びた牧野博士と奥様・壽衛子さんが描かれています。
2人の周りにはバイカオウレン、上臈ホトトギス、ノジギク、ヤッコソウなど牧野博士にまつわる植物がたくさん。下の方には執筆中の植物図鑑も見えますね。
後ろの本棚には本がぎっしり詰まってる、牧野博士が買い集めた植物の資料ですね。おや、よく見ると猫がいるよ、3匹発見。
隣の壁にも牧野博士、タッチが違う晩年の博士のお顔、トレードマークの帽子と蝶ネクタイ、虫眼鏡を持ってるのかな?
龍が現れる
歩いていると白壁に龍が現れました、細長い場所を活かした素晴らしい演出、迫力の龍です。
おっといけない、17:30からのフェアリーピッタの演奏がもう始まってる、これも酒蔵ロード劇場の楽しみの一つ、絶対に見逃せません。
フェアリーピッタ 管弦演奏
フェアリーピッタは、2015年に高知で結成されたグループでバイオリン、チェロ、フルートなどなかなか生音を聴く機会のない多様な楽器を使って、耳馴染みのある曲を演奏してくれます。
酒蔵の白壁に色とりどり光の絵が浮かび上がり、管弦の響きに乗り絵が動き出します。
牧野博士のお顔の周りを草花が彩るところから始まります。毎年見てるけど、今年は今までの中でもとてもいい、とっても素敵でした。
フェアリーピッタ側から撮ってみました。
「月がとっても青いから~♪」
途中カラカラと鳴っているのは、背後に建つ司牡丹の工場からの機械音です。音だけでなくお酒の香りがふわっと、いやけっこう濃厚に漂います。
駐車場の屋台
今年は食べ物屋台が全然出てないなと残念に思っていたら、会場から少し離れた四国銀行となりの駐車場にいくつか出てました。
佐川町にある鰻の名店、大正軒監修の焼き鳥
ファイティングドッグス選手が作る、しょうがスープ、焼き芋やガパオライス、バインミー、クラフトビールなんかも売ってました。
気づくと駐車場の向かいの白壁にも絵が投影されてる
今年は作品が21と見ごたえありました。大好きなイベントを今年も見られてよかったです、来年も来よう。
残念なのはイベント会場に食べ物屋台が無くなってしまったこと。駐車場に屋台があっても食べるところは用意されてないし、駐車場で買ってから会場に戻る?イベント会場で何か食べようと思ってたけど、何も食べることなく帰りました。
以前のように光の切り絵と共存するようにフェアリーピッタの演奏も聞こえるような場所に食べ物屋台が復活してほしいな~
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