佐川町の酒蔵の道に建つおしゃれな雑貨店「キリン館」ここは江戸時代1777年から呉服店として営業していた建物を利用しています。
そのキリン館には「まるきゅう」という喫茶店が併設されており、かつての豪商の雰囲気を味わいながら優雅にカフェタイムを楽しむことができるのです。
キリン館・喫茶まるきゅう
高知県高岡郡佐川町甲1300
0889-22-9160
10:00~18:00
定休日:火曜
公式Instagram
2023年の佐川町は朝ドラ「らんまん」人気で全国から観光客が訪れとっても賑わっております。
キリン館 駐車場
キリン館が建っている場所は牧野富太郎生家、牧野公園、司牡丹酒蔵など観光スポットが点在しており、酒蔵の道と呼ばれている佐川町観光の中心地です。
観光客用の駐車場も整備されてあちこちにあります。
四国銀行隣の駐車場に車を停めて、少し歩くと酒蔵の道。
現役で稼働している司牡丹酒造の酒蔵白壁が長く続く風情のある道です。
キリン館が見えてきました。
おや、駐車場の案内がある、キリン館のすぐ近くにお店の駐車場がありました、知らなかった。
後から確認すると5台ほど停められる広さがありました。ちょっと道が細くて分かりにくいので、不安な方は広い観光駐車場にどうぞ、距離はさほど変わりません。
店の前にらんまんの主人公、牧野博士を演じる神木隆之介くんの写真が飾ってあります。
この周辺でドラマのロケを行ったり、カレンダーの写真撮影もしてたんですね。
キリン館・旧竹村呉服店
旧竹村呉服店は、かつて「まるきゅう」という屋号で土佐西部唯一の絹物商として栄えた。
漆喰の白壁、使い込まれた木の色、暖簾の青が映えます。建物について公式サイトで詳しく説明されています。
喫茶メニューも店頭で確認できます。
キリン館 店内
店主さんが自ら海外で仕入れたこだわりの雑貨が並びます。
食器、洋服、布小物、紙製品、などなどあらゆる素敵なものがつまってます。
小さい物が多くて、じっくり見ていると時間を忘れる。
雑貨棚の奥にある座敷が喫茶になっています。
座敷に置かれた棚にもレトロな食器を中心に、たくさんの雑貨
喫茶まるきゅう
畳座敷にテーブル席、座敷席
畳に正座だと足・膝が痛い人は辛いのでテーブル席もあるのはありたがい。今日は高齢の母と一緒なのでテーブルにいたします。
窓からは中庭が見えます、作りこみ過ぎない自然の山野草のような緑が落ち着く眺め。
緑の向こうには蔵があり、ギャラリーとして利用されているそうです。
喫茶まるきゅう メニュー
ドリンクとケーキ、佐川の地乳アイスクリームもありますよ
本日のコーヒーとケーキはこちらですと手書きの黒板を持ってきてくれました。
こだわりのコーヒーの説明がこちら、といってもコーヒーはあまり詳しくない私、紅茶にしようかな・・
あ、バリ島のコーヒー豆がある、これにしよう。
バリのコーヒー園はかつて旅行で訪れた思い出の場所なのです。
テーブルにはガラスのシュガーポットと季節の花、といっても花屋で売られているようなものではなくそこいらの道端にひっそり咲いているささやかな花、牧野博士ならすぐにこの花の名前も教えてくれるのかな
本日のコーヒーとケーキ 900円
私はバリ島のコーヒー豆「バリ神山」とチーズケーキ
チーズケーキはしっとりと濃厚、舌の上でとろかすようにいただきます。
母は冷たいカフェオレとイチジクのシフォンケーキ
さっそく手を伸ばす母を「写真撮るからちょっと待って」と制する
シフォンケーキはふわっと軽く、ところどころぷちぷちとイチジクを感じます。
久しぶりに母と二人でゆっくりとおしゃべりしつつのカフェタイム、かつての豪商の客間でちょっと贅沢な時間です。
外に出ると、団体の観光客がワイワイと牧野公園に向かって行きました。
もうあと少しで「らんまん」も終わっちゃいますね、さみしい
バイカオウレンは2月になったら牧野公園にたくさん咲きます、3月になったら桜も咲いてお花見ですね
その前に、もうすぐ美しい紅葉が見られます。どの季節に訪れても心地よい牧野公園と酒蔵の道、たくさんの人に訪れてほしいものです。
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