佐川町イベント 第10回 さかわ酒蔵ロード劇場 光の桜にうっとり

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イベント

しんしんと冷える土曜の夜に司牡丹蔵元の町、佐川町に行って来ました。

2017年で10回目を迎える素晴らしい灯りのイベント「さかわ酒蔵ロード劇場」毎年、さかわ観光協会さんの公式サイトでイベント詳細が発表されています。

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さかわ・酒蔵ロード劇場

11月の土曜日
17:0020:30 (点灯17:30)
高知県高岡郡佐川町甲1472-1周辺
問合せ先:さかわ観光協会(0889-20-9500

押入れからこの冬初登場のダウンジャケットを引っ張り出し、ふかふかブーツを履いて万全の寒さ対策を施し夕方から佐川町に向かいます。

予定通り佐川町立ホール桜座の駐車場に停めました。17時スタート、17時半点灯なので点灯時間くらいに駐車場に到着したら、既にかなりの車の数。 

イベント会場に到着~バスを降りて少し歩くとすぐにきれいな「光の切り絵」が見えてくる。

ススキの原と色とりどりのクリスマスツリー

手前にススキの原、色づいたモミジとお月様に照らされる佐川の街並み。明かりの灯る街並みが温かいね。

きらびやかに飾られたクリスマスツリーの周りには天使がいます。

歩く人々もカラフルに彩られていて、これも作品の一部のようで美しい。

キリン館

少し進むと古い白壁の建物を当時の面影を残しつつリフォームした素敵な雑貨屋さん「キリン館」があります。

キリン館の建物は江戸時代に建てられた旧竹村呉服店を利用しており、店内には当時の蔵もそのままあり、分厚い扉などが風格を感じます。

雑貨屋さんの奥は「喫茶まるきゅう」になっていて、おいしいコーヒー、紅茶、スイーツがいただけます。

佐川町「酒蔵の道ひなまつり」旧浜口家住宅 古民家に200体のひな人形
高知県西部、牧野富太郎博士の生誕の地である佐川町で毎年3月に開催されるイベント「酒蔵の道ひなまつり」司牡丹酒造の現役酒蔵の周辺にある古民家などにひな人形が飾られる華やかな春のイベントです。
佐川町「キリン館」喫茶まるきゅう 江戸時代の呉服店でカフェタイム
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置いてある雑貨もレトロなもの、素朴な手作りのもの、などなどが所狭しといったいどれだけあるのか分からないくらいたくさん配置されてます。

酒蔵ロードのこの日は店頭でフェアトレードのチョコレートを試食販売してました。店内はすごい人だったので、写真は撮れず。

竹村家

キリン館のお隣「竹村家」の白壁にはひときわ目を引く大きな木があります、りんご?中にハートが入ってる木の実がたくさんなってる。

建物の中ではミニシアターが上映中。さかわ酒蔵ロード劇場が10周年を迎えるのを記念して、10分間の光の切り絵アニメーションが流れてます。

座ってしっかり最後まで観ました、素敵な物語でした。

光の切り絵作家の酒井敦美さんと佐川町の出会いから生まれたイベントがどんどんみんなの心をつないで、大きな幸せの木になっていく様が美しく描かれています。

普段は観光案内スポットである、小さな町の駅は「くろがね食堂」と名前を変えて食べ物を出してる。

遠くからカレーの匂いがするなと思ったらここからだったんだな!寒いからカレーやうどんが人気みたい。

路上にもお店が出てます。なぜか外国人の方がポップコーン売ってた。

クリスマスの飾り付けがされていて、ヨーロッパのクリスマス市みたいで素敵。

そしてなぜかジャック!

(『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』という映画の人気キャラです。)

こっちの白壁には動物と佐川町物産品のコラボ。

猫とねずみと吉本牛乳(佐川のぢちち)と司牡丹

土佐清水市在住の絵本作家ひさまつまゆこさんの作品だそうです。

人気の撮影スポット、光の切り絵の中で記念撮影。

地面に投影されてるから入っていけるのです。

佐川の紹介映像が流れているところもありましたよ。

旧浜口邸

旧浜口邸にはさかわ観光協会が入っていて、お土産物販売や喫茶店もあります。

ここはイベント以外でも開いていて、夏にはかき氷が人気です。その他うどんなど食事メニューもありますよ。

佐川町「旧浜口家住宅カフェ」地乳・吉本牛乳のミルク担々うどん
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佐川町かき氷めぐり「旧浜口邸カフェ」緑茶たっぷり地乳ソフトクリーム入り
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グッズコーナーに歴代の酒蔵ロード劇場の光の切り絵を描いた手ぬぐいが売られてた、どれもキレイだねぁ。

毎年酒瓶だったのが、今年は出会いの木の物語になってる。

佐川のぢちち吉本牛乳もあり、司牡丹大吟醸酒粕使用の酒粕プリンもあり、惹かれる。

Fairy Pittaの演奏

そろそろお目当てのFairy Pittaの演奏が始まるよ。佐川文庫庫舎(旧青山文庫)に向かうとまだ人も集まっておらずいい場所を確保。

演奏はまだだけど桜の映像が流れてて美しさに圧倒される。

佐川文庫庫舎は明治期の洋風木造建築で、この建物自体が美しい、またちょうど真っ白だから映像が栄えるね。

演奏が始まった、まずはG線上のアリア」懐かしい、好きな曲。

 

なんだこの素晴らしさ、弦楽器の美しい音色に咲き誇る桜が揺れる。

本物の桜吹雪に包まれている錯覚さえ起こしそうな陶然とした時間。

でも空を見上げると夜空に星が輝いてるんだよね、贅沢な冬のお花見。


 

Fairy Pitta(フェアリーピッタ)とは、ヤイロチョウの学名だそうです。高知県の県の鳥ヤイロチョウ、よくマークなんかで目にする八色の羽(ほんとはもっと色は多いらしい)をもつ美しい鳥です。

とってもかわいい響き、8人だしちょうどいい素敵な名前ですね。

Fairy Pittaの演奏を堪能して、すぐ横の「冬の屋台」を覗いてみよう。なんか温かいもの食べたいな。

なんて、甘かったです。既に売り切れのものあり、温かい食べ物には長い行列。ここでの食事はあきらめよう。

なお、帰りのシャトルバス乗り場も長蛇の列。ボランティアさんが整理するのに困惑するくらいの行列の長さ。まぁこれは仕方ないね、しばらく待つこと覚悟でどうぞ。

駐車場の案内やシャトルバスの乗降場、交通整理なんかをしてたのはおそらくボランティアさんだと思うけど(バイトさん?)、「こんばんは」「ありがとうございました」と口々に爽やかに挨拶してくれたのが印象的でした。

こんな人たちが居てくれるから寒い中の長蛇の列も待てるというものです。

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