三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎って高知県出身だったんだと、2010年放送のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で知った人は多いんじゃないかな。
安芸市にある岩崎弥太郎の生家に訪れる人もこれを機にグッと増えたはず。
なんといっても龍馬伝はキャストが素晴らしかったよね、福山龍馬を筆頭に豪華な面々。岩崎弥太郎は香川照之さんがやってました。
岩崎弥太郎生家
高知県安芸市井ノ口甲一の宮
問合せ先:安芸観光情報センター:0887-34-8344
8:00~17:00
無料開放
弥太郎生家から1kmほど離れた「廓中ふるさと館」でランチを食べた後に、寄ってみました。
弥太郎生家 駐車場
すごく広い立派な駐車場が整備されています。大型バスが何台か停められそう。
駐車場の横には岩崎弥太郎の銅像が立っています。堂々とした素晴らしい姿、海に向かって立つ弥太郎をイメージしてるんだって。
弥太郎生誕150周年を記念して昭和60年に安芸市役所近くの上江ノ川公園に建立されたものが、2015年にこちらに移設されてます。
足元には日本列島も描かれています
生家は駐車場から歩いて数十歩、すぐ近くです。
テントや椅子があって観光客の休憩場所になってるのかな?
まる弥カフェ
弥太郎生家前にはカフェもあります、この日は残念ながら閉まってました。
さっきのテントと椅子はカフェのお客さん用か!
弘田龍太郎 歌碑
安芸市内には弘田龍太郎さん(安芸市出身)が作曲した童謡の歌碑がいくつも設置されています。
弥太郎生家前にあるのは「春よ来い」かわいらしい歌詞とメロディーの大好きな曲、梅の花が描かれた歌碑もかわいい。
岩崎弥太郎生家 入口
生垣が巡らされています、庭の木が巨大だ
「所有者のご厚意により、一般開放されています」無料ってすごいよね。
岩崎家の子孫の方なのかしら
龍馬伝では弥太郎は粗末な家に暮らす、とても貧乏な若者として描かれていたので、初めてここを訪れた際は「すごい立派な家やん」と驚きました。
30坪の藁ぶき屋根平屋「表が8帖、その脇に4帖半2間、茶の間9帖」これプラス土間の台所だから、4K?更にトイレとお風呂は別棟です。
庭の日本列島
将来日本有数の財閥を創設する弥太郎少年が、この場所で一生懸命大きな石を運んで日本列島を作った様子を想像する、時代の空気に触れられた気がする。
だいぶ月日も経って言われないと分かりにくいけど、日本列島です。
弥太郎少年は何を思って眺めていたのかと思いをはせる。
床下がお芋の保管場所
すごくきれいに保存されているね、すぐに住めそう。
三菱マーク
色んな所で目にする三菱のマークの由来が紹介されています。
白壁に黒の三菱マークついてる!
土蔵に保存されていた消火用の給水ポンプが復元されてます。
自宅用の立派な消防設備、土蔵も立派やね。
大きな石碑
庭の一角に「岩崎弥太郎生誕の地」と彫られた大きな石碑が設置されています。
これは当然後世に設置されたんだろうから、元はホントに広いお庭だったのね。
星神社
弥太郎が立身出世を祈願したと言われる星神社が建つ妙見山には、弥太郎生家から歩いて登山することができます。
生家から片道1時間で頂上の星神社に到着、観光とちょっとした登山が楽しめますね。
久しぶりに訪れた岩崎弥太郎生家、以前より駐車場やカフェが立派に整備されて観光客たくさん来ても大丈夫です。
高知県人でも訪れたことが無いって方は秋のお散歩がてら出かけてみてはどうでしょう。三菱紋を生で見るとけっこうテンション上がります。
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