ゆすはら雲の上の図書館と街中散策

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観光

ゴールデンウイークに梼原散策に行ってきました。
梼原は山の中にある小さな町だけど、素敵な建物がたくさんある大好きな場所です。
昨年2018年に新しくできた斬新なデザインの図書館に行くのが今回の私の一番の楽しみ。

梼原の町中までは須崎の高速出口から1時間ほど、須崎までは高速なのであっという間だけどそこから山に入っていく道が長い。
以前はあまり店もなくてトイレに行きたくてもコンビニも無くて困ったけど、今回行ったらセブンイレブンとローソンが途中にできてて驚いた。
まずは梼原町役場を目指します、役場が町の中心にあり休日は役場の駐車場が観光客に開放されていて便利です。

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梼原町役場

高知県高岡郡梼原町梼原1444番地1
0889-65-1111

梼原役場

初めてこの梼原町役場の建物を見たときは驚きました。

ねむり猫
ねむり猫

なんだ、このかっこいい建物は、これが役場?!

世界的に有名な建築家、隈研吾さんの独特なデザイン。梼原産の杉がふんだんに使われているそうです。
この他にも隈研吾さん建物シリーズが次々と梼原の町にできていきます。
中も木目が美しい。こんなきれいな役場見たことないよ。
真ん中には梼原名物、茶堂があります、今は季節柄五月人形が飾ってありますね。

役場に車を停めて、まずはランチに向かいます。
ランチの詳細はこちらどうぞ。

ゆすはらランチ 越まる(ごしまる)居酒屋さんのお昼ご飯850円
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散策のスタートは役場の向かいに位置する、梼原千百年物語資料館。

資料館の方は有料展示があり、隣の建物で観光案内やレンタサイクルの貸し出しをしています。

観光案内の建物は無料で誰でも入れて、観光案内映像が流れていたり、この建物自体もかなり古いもので、少し展示もあります。

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梼原散策マップ

観光案内書で散策マップをゲットしました。折皺ついてて見にくくてすいません、詳細は梼原の公式サイトで確認してくださいね。

このマップの案内を参考に「ゆすはら座→茶堂→掛橋和泉邸→雲の上の図書館→三嶋神社→維新の門」と歩いていきます。

ゆすはら座

梼原散策スタート、まずはすぐお隣の「ゆすはら座」
入り口は解放されていて、観光客は自由に入って中を見ることができます。

昭和23年に建設された本格的な芝居小屋です。すべて木造で、こういうの時代劇で見た!と感激します。
古いけれどとてもきれいに保存、手入れされています。現在も現役で演劇やコンサートなどに利用されています。

2階席もあります、天井の木目も美しい。

花道もちゃんとあります、ここで歌舞伎見たら役者さんがすごく近くていいだろうな。

茶堂

ゆすはら座から山の方に少し歩くと、藁ぶき屋根の小さな茶堂が見えてきます。

中には神様が祀られており、以前は茶菓を用意して行きかう人々をもてなしたそうです。

茶堂の傍らにはシャガの花が可憐に咲いていました。

町中に戻ります、道々の水路には澄んだ水がゴウゴウと音を立てて流れていました。

掛橋和泉邸

藁ぶき屋根の立派なおうち、梼原の志士・掛橋和泉邸宅です。
ここも解放されており、自由に中に入って見ることができます。
監視の人もおらず、梼原ほんとに大らかで太っ腹やなぁ。

囲炉裏の前にはお膳まで用意されており、時代劇ごっこの記念写真が撮れます。

屋根裏には「姫隠しの間」という隠し部屋があって、こちらものぞけます。
思ったより広くて快適そう。

掛橋邸の庭には「梼(ゆす)の木」があります。梼原の地名の語源は「梼の木がある原っぱ」ということで、開拓前はこの梼の木がたくさん生えていたそうです。

掛橋邸の次は待ちに待った、雲の上の図書館です。
ちなみに掛橋邸のお隣が梼原高校で、図書館の隣が保育園です。

雲の上の図書室

高知県高岡郡梼原町梼原1212番地2
0889-65-1900
10:00~21:00
休館日:火曜日、資料整理日(毎月最終金曜日)

施設の紹介
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誰でも利用できるのかな?と利用案内を見てみると「高知県内、愛媛県内全域の住民の方は登録することができます」と書いてある。
私でも利用者カード作れるんだね!

図書館を利用する
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梼原役場に少し似た木造の美しい建物。
手前に入り口がありますが、横の部分が開け放たれて隣接した芝生の緑地と一体になった構造です。

図書館に一歩足を踏み入れると、その美しさに圧倒されます。
オーテピアも感動したけど、雲の上の図書館はなんて美しいんだろう、私が今まで訪れた図書館で最も美しい。

ただ美しい凝ったデザインの建物ではなく、じっくりと本を探してゆったりと本を読む工夫がふんだんに施された図書館。

気持ちよさそうな大きなビーズクッションがぽんぽんと配置されていて、そこに体を沈めて本を読む大人や子ども。なんとこのクッションはニトリからの無償提供だそうです、ニトリも太っ腹。
館内のいたるところで思い思いに本を読む人たちがいて、どこで本を読んでもいいようにできている。

 

1階奥にはカフェもありました。図書館内部に区切りなくカフェがあるって斬新。

本棚のところどころに海洋堂のフィギュアが飾られています。それぞれのジャンルにあわせたフィギュアで、これを見つけてじっくり見るのも楽しい。

2階から見ると降り注ぐ木の枝に包まれるような感覚。

本棚のいたるところになんらかのゆるキャラがいる、雲の上の図書館のイメージキャラクターらしい。

なんと図書館の壁を利用したボルダリング、受付で申請すれば無料で利用できるみたい。

本当に本当に素敵な図書館でした。小さなころから身近にこの図書館がある梼原の子どもたちが羨ましい!
キッズスペースもベビールームも子育て相談室まであって、梼原はとてもいい環境で子どもを育てられそう。

まちの駅ゆすはら

こちらも隈研吾デザイン、役場によく似た建物。

近寄ってよく見ると、なんとこちらは藁でできてます。何重にもなった藁ぶき屋根のような構造。
中では梼原のお土産物がいろいろと売られています。

三嶋神社

鳥居から神社までは屋根付きの立派な木造の橋が架かっています。

梼原産の木材を使用したがっしりとした作りの橋「神幸橋」

下を流れる梼原川は透き通ってきれいです。

立派な神社ですね~毎年高知城のお城まつりで披露される津野山神楽はここで舞を奉納するそうです。

境内には立派な杉がまっすぐに立っています。

神社の鳥居横の山道、ここが「龍馬脱藩の道」こんな山道を駆け抜けたんですね。

維新の門に向かう途中にも木造の立派な橋がありました。こちらは「梼原橋」

維新の門

梼原町ゆかりの六志士に坂本龍馬と沢村惣之丞を加えた8人の銅像があります。

龍馬は右側の真ん中。8人もの大勢の銅像って他では見たことない。こちらの銅像、みんないいお顔をしています。

銅像の横にはお城のような建物があり、これが目印になってます。これは何の建物なのかは未確認ですが。

これでぐるっと梼原の町中散策ができました、梼原の町は歩いて回るのにちょうどいいサイズだし、見どころが集まっていて回りやすい。
他にも今回は立ち寄っていない見どころスポットもあるので、ぜひどこに行こうか梼原散策プランを立ててみてくださいね。

梼原町観光情報│雲の上の町 ゆすはら
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今日の白猫兄弟

かわいすぎる寝姿の桐と桃。そのお腹のモフモフに私も顔をうずめたい。

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