佐川町道の駅「おもちゃ美術館」木で遊ぶ木育 赤ちゃんから100歳まで楽しい

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観光

2023年6月25日に佐川町加茂にオープンした「まきのさんの道の駅」は、朝ドラの「らんまん」効果もあり連日大勢の人でにぎわっています。

その道の駅に併設されているのが「佐川おもちゃ美術館」、こちらは少し遅れて7月15日オープン。

グランドオープン前に佐川町民限定でプレオープンされると聞いて、佐川の両親と共に一足早く楽しんできましたよ。

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佐川おもちゃ美術館

高知県高岡郡佐川町加茂 2711-1
「まきのさんの道の駅・佐川」に併設
0889-20-9977
10:00~16:00(最終入館15:30 )
休館日:水曜(祝日の場合は、次の平日)

2023年8月、日曜は毎週入場制限がかかるほどにぎわっています。土曜は普通には入れたけど。
公式Twitterで混雑具合を発信してるので確認してね。

≪佐川おもちゃ美術館 Twitter≫

おもちゃ美術館とは

東京おもちゃ美術館をスタートに全国に広がっている。親子で遊ぶ、文化を伝える、世代を繋ぐ美術館。0歳から100歳まで様々な世代がおもちゃを通してコミュニケーションを取れる場を提供しています。

おもちゃと遊びの文化を全国に広めるため、地域ならではの自然と文化の魅力あふれる姉妹おもちゃ美術館を全国に設立します。
日本全国各地の豊かな自然と、その土地に伝わる文化を「おもちゃ」や「遊び」を通して、受け継ぎ、育む空間を全国に広めていきます。

佐川おもちゃ美術館が全国で12番目、高知県で初めてのおもちゃ美術館として誕生しました。森林率全国1位の高知県ということで、高知の木材をふんだんに使った「木育ミュージアム」、また植物学者・牧野富太郎の出身地ということで植物についても学べるようになっています。

おもちゃ美術館には「おもちゃ学芸員」と呼ばれるボランティアスタッフさんがたくさん所属していて、佐川にも100人を超えるおもちゃ学芸員の方が登録されています。赤いエプロンが目印なので、わからないことなど何でも聞いたら優しく教えてくれますよ。

また、おもちゃ美術館には「一口館長」という制度があり、佐川おもちゃ美術館でも募集しています。詳細は公式Instagram見てみてね。

Instagram

まきのさんの道の駅

ものすごい混雑だと聞いてたニューオープンの道の駅、やっと来られて嬉しい!今回はおもちゃ美術館が佐川町民限定公開ということで、仕事を休んで金曜にやってきましたよ。

このプレオープン、7/7、8の金曜・土曜は佐川町民限定ですが、7/9日曜は誰でも無料で入れます!ぜひこの機会にお試しで行ってみてくださいね。

15日のグランドオープンまでは招待客のみだったり誰でもOKだったりのプレオープンが開催されています。9日は終日誰でも無料デーだけどそのほかの日はInstagramで時間など確認してね。

佐川おもちゃ美術館 入館料

この入館料で開館中は好きなだけ遊ぶことができます、1時間までとかの制限はありません(混雑時は入館制限あり)

・子ども( 1 歳~中学生):500 円
・大人(高校生以上):800 円
※ 1 歳未満は無料
※佐川町民は割り引きあり
なお、子どもだけでは入場できません、大人の方も一緒にどうぞ。

おもちゃ美術館は道の駅の左側に独立した建物であります。道の駅も気になるけど、今日はまずおもちゃ美術館。

プレオープン実施中と貼ってあります。

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佐川おもちゃ美術館 館内

ドアが開き足を踏み入れると、圧倒的な木の香りが全身を包む。できたばかりだし削りたての木材の香りが濃厚なのね。

受付で赤いエプロンのおもちゃ学芸員さんが出迎えてくれます。

入館券

中にトイレは無いので、いったん出て再入館する時に入り口でこのチケットを見せればOK。なんなら道の駅でランチやアイスクリームを食べて、再び遊ぶのもあり。

入り口の右手には手を洗う場所があります。

遊ぶ前、遊んだ後、手を洗って利用すると感染対策にもなって安心ですね。

靴は脱いで入ります。

では中を見て回りましょう、見渡す限り木でできてます。すごいね、屋内に居ながらにして森林セラピーできそう。

バイカオウレンの花畑

木でできたなだらかな丘に白い花がたくさん咲いてる、これは牧野博士も大好きなバイカオウレンですね。

かわいい~なんとこれ、取り外すことができます、そしてひっくり返してコマとして遊ぶことができるんです!

木でできた花畑でお花摘みを楽しんで、更にコマ回しで遊べるとは、考えられてますねぇ。そして機能的なだけじゃなく、見た目がかわいいのがたまらん、欲しい。

採集した植物を入れる透明の入れ物と木のカバンがありますよ、牧野博士が持ってた胴乱(どうらん)と同じ形ですね。

カバンを開けるとさっきのバイカオウレンの花と何か入ってる

おもちゃなんだって、遊び方が書いてあります。

壁にもお花がたくさん

赤い花とヤイロチョウかな?色的にカワセミですかね。

赤い花はサザンカ?ツツジかな?この花や鳥など全部マグネットになってて取り外して好きな場所につけることができます。

他にもいろんな花がありました、チョウチョもいるよ、羽の模様がとってもリアル。本物の蝶には触れないお子さまもじっくり観察できるね。

木のドーム

木でできたドーム状のおうちがありますよ、丸い建物が繋がってて宇宙基地みたい。

入り口はお子様サイズなので、屈みながら入ります。

秘密基地みたいでワクワクするね

ここには中に岩のような形のオブジェがゴロゴロ、触ってみると硬くない

高反発マットレスのような感触で椅子になります。

壁際の棚には恐竜のおもちゃが飾られてます、これも木製

木のトンネルをくぐって隣のドームに行ってみるよ

天井の木が組まれた様子も美しい、天井に開いた穴から木漏れ日のように光が入ってくる

こちらには何があるのかな?

フィボナッチツリー

イタリアの数学者フィボナッチが紹介した数列「フィボナッチ数列」を利用した化学玩具
手でくるくると回すと、らせん状とフィボナッチ数列とが、交互にピタリと止まって現れる感触が面白く、気持ちがいいので、いつまでも回したくなります。 見た目も美しく芸術的なおもちゃ。

これ、本当に美しくて気持ちよくてクルクル回すのを止められない。

ぜひ手に取って回してみてくださいね。

いいな~これ欲しいな~調べてみた、4500円かセール時にまたチェックやな。

組子細工とけん玉

組子細工で飾られた四角い木の通路、天井の梁も曲線で美しいね

色とりどりのけん玉がずらりと並んでます

一番下の段にあるのは、5個・10個のけん玉が合体してる大きなもの。一気に10個の玉を投げて受けられるかな?

赤ちゃんエリア

こちらは通常時は0歳~2歳のみ赤ちゃん専用スペースです。

赤ちゃんばかりなので安心して遊べますね。

木馬に乗ったり、かわいらしい木のおもちゃで遊べます。

どれも滑らかな木の手触りが気持ちいい、赤ちゃんの頃から木に親しむ「木育」ですね。

木のおもちゃっていいですね、デザインも素敵なものが多いし、触ると気持ちいいし、インテリアと癒し小物に大人も欲しくなる。

懐かしい木のおもちゃ

大きな窓から外の緑が望める場所に昔懐かしい木のおもちゃがありました。

木のコマはおっきなのから小さなのまで、変わった形のものもあるね

紐をくるくる巻き付けて投げるコマ回し、これけっこう難しいんだよね、子どもの頃やったわ~

おじいちゃんがお孫さんに教えてあげられるんじゃないかな、世代間交流が生まれそう。

林のようなおもちゃ広場

天然の木肌をそのまま活かして、まるでそこに生えているかのようです。

照明も木でできてる?

先ほどの赤ちゃんエリアより大きな子どもたちが遊べるおもちゃがたくさん

木のおもちゃって色々あるんだね、ここに置いてあるのは「日本グッド・トイ」受賞のおもちゃが数多くあります。

林のように並んだ木には小さな穴が開いてます、おや?芋虫が入ってますよ。

これ、磁石が付いててくっつけて引っ張り出すことができるおもちゃなんです、これは子ども楽しいな。

ボードゲームも少し置いてありました、これなら大人と一緒に遊べるね

木のボールプール

卵型のつるつる木のボールがたっぷり入ってて足を入れると気持ちいい、足湯みたいに座ってしまいます。

よく見るとちょっと違う模様の大きな木があるよ

きれいなストライプの木とパカッと開けることのできる木のカプセル。中はどうなってるのかな?開けてみてね。

木のお家みたいなのあるよ、これは牧野博士も勉学に励んだという「名教館」の形を模しているらしい。

素朴な木片がたくさん、積み木やドミノとして遊べるね。

佐川おもちゃ美術館は、木の心地よさを存分に感じられるとっても素敵な施設でした。

足の裏で手のひらで感じる滑らかな木肌の温かみ。香りもいいし、見るだけでも楽しい。三世代で訪れてたらいつもはできないコミュニケーションが取れそう。

木のおもちゃを堪能した後は、道の駅の「西村商店」でランチを食べましたよ。

佐川町道の駅ランチ「西村商店」海鮮丼と限定ニラ玉子焼き
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