私の出身、佐川町は素敵なものがたくさんあります。
白壁連なる司牡丹の酒蔵、牧野富太郎博士の愛した桜の牧野公園、古くは高知城のお殿様山内家の家老である深尾氏の城下町であり、歴史的建造物が大切に保存されています。
その情緒ある街並みのいたるところにひな人形を飾る華やかなイベントが毎年3月に行われています。
旧浜口家住宅
高知県高岡郡佐川町甲1472番地1
0889-20-9500(さかわ観光協会)
9:00~17:00
定休日:月曜日、年末年始 ※祝日の場合は開館し、翌日は休館
青山文庫すぐ下の駐車場に車を停めて散策に出発です。
まずは築150年の旧商家・浜口邸が左手に見えてきます。
こちらは勝手口?山野草が上品に配置されたきれいなお庭、おうちの中にお雛様も見えますね。
表からおじゃまします、観光情報コーナーや佐川の美味しいもの売店。
カフェもやっていて素敵なお座敷でお茶もいただけます。
イベント時にはお抹茶をいただけたり、夏になったらかき氷が人気メニューです。佐川の地乳「吉本牛乳」を使ったうどんを提供していたこともありました。

立派なお雛様がたくさん。お金持ちのお嬢様がいらっしゃったんだろうな~
かつてこのお座敷で華やかな桃の節句の宴が催された情景が浮かびます。
ひときわ格調高いお雛様があるなと思ったら、明治のもので下の方にある襖絵が特徴だそうです。
絵金(有名な絵師・金蔵)の絵みたい。
青山文庫
司牡丹の白壁にも手作りのお雛様が飾られています。
佐川文庫庫舎のハイカラな白い建物にもお雛様が、たくさん飾られていて壮観。
あれ!なんかオシャレな雑貨屋さんができてる!
キリン館
高知県高岡郡佐川
0889-22-9160
10:30~18
定休日:火曜日 水曜日
佐川の役場前で長年営業されていたお店が、昨年の10月にこの場所に移転されたそうです。
旧竹村呉服店の建物で、古い蔵をそのまま利用していて分厚い蔵の扉もあったりすごく素敵なお店です。
雑貨や洋服など、オーナーさんのこだわりの品でいっぱいの居心地のいい空間。
奥の座敷にはカフェコーナーもあるみたい。なんかとってもいい雰囲気。
この「酒蔵の道」が司牡丹の蔵を中心にどんどん素敵な街並みになっていきますね。
地元民として嬉しい限りです。
関西から大型バスで来られた団体さんがいらっしゃって、「ほてい」がすごい賑わい。
司牡丹がどんどん売れていきます。うんうん、美味しいから飲んでみてね!
重要文化財である竹村家住宅にもお雛様が飾ってあります。
立派ですね~ちょっと怖い。。
最後に駐車場に戻る途中にある金峰神社の階段を上ってみました。たまには運動しなきゃね。
10歩ほどでゼーハーなり「もう無理です」とか言いながらどうにか登り切りました。
神社の建物は平成に入ってからの火災で無くなってしまったんですよね、当時のニュース覚えてます。
そのあと再建したらしいのですが、階段を上がってすぐのところには何も見えませんでした。
もっと奥まで行けばよかったな。
そして、後から知ったのですがこの神社周辺が牧野富太郎博士が大好きだった山野草バイカオウレンの生息地だったそうです。
ちょうど花の時期に行ったのに、余裕が全くなかったため路傍の可憐な花に気づくことができませんでした。残念。
2019年にも行ってきました。

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