近藤酒店さんにおいしいお酒を買いに来ました。
美丈夫のCELが欲しくて行ったけど、とっくに完売。でも思いがけず前から飲みたかった安芸虎・雄町に出会えました。
有光酒造
高知県安芸市赤野甲38-1
0887-33-2117
安芸虎は高知県東部、安芸市の酒蔵「有光酒造」が作るお酒。
ラベルには虎があしらわれ、猫好きの私はそれだけで惹かれる。もちろろん味もおいしいから好き。
スーパーで手軽に買える「安芸虎 純米吟醸 素 発泡うすにごり活性生酒」は、良く買ってます。
以前、安芸虎の「雄町(おまち)」を使ったお酒のことをどこかで聞いて、それは飲みたいとずっと思っておりました。思いついては、お店の日本酒コーナーを見てたけど出会えず。
近藤酒店さんに行くと、店前のおすすめ掲示板的なところに書いてある!
店内は春らしい飾りつけ。
あ!これが話題の「日本酒ハンドローション」
ワンカップでお馴染み「大関」開発の日本酒成分が含まれた、しっとり美肌のハンドローション。試しにつけてみたら、お酒の匂いはせず無臭。しっとりでもすぐにサラッと感触になるので仕事中でも使いやすい。
これいいなーしかもこのBIGサイズで550円てすごいお得。この日本酒ハンドローションはドラッグストアとかでは販売しておりません、酒類販売免許のあるお酒屋さんにしか卸していない大関さんの素敵な心遣い。
ポンプタイプが使いやすくていい、そうかこれってボディに使ってもいいんじゃない?ちょっと贅沢だけど大容量だし、全身しっとり美肌になりそう。だめかな?いいよね。
近藤酒店さんのサイトで詳しく説明されているので、気になる方見てみてね。

今回は近藤酒店のおかみさんとお話できました。私が美丈夫のCELが無い無いとウロウロしていると声をかけてくれて、そこから怒涛のおかみのお酒トーク(笑)
本当にお酒と人が好きなんだなぁとニコニコしながら聞いちゃいました。美丈夫のCELも久礼のCELも売り切れ。すぐ無くなったって、やっぱり人気なのね。
でも美丈夫のCELは次回出る分が予約可能ということで、お願いしてきました。すごい楽しみ。
「この安芸虎の雄町のは・・?」と聞くと、ホントだったら蔵開きの時にその場でしか買えない生酒を、蔵開きが無くなったので本数限定で出しているものだそう。これは買うしかない。
思いがけず貴重なお酒に出会えて、ごきげんで店を後にしました。飲むのが楽しみ。
酒米(さかまい)雄町(おまち)
ところで私がさっきから言ってる「雄町」ってなに?と思いますよね。
雄町とは酒米の種類、日本酒を作る材料になるお米の銘柄です。
大粒で心白が大きく軟質で、昭和初期には品評会で上位入賞するには雄町米で醸した吟醸酒でなければ不可能とまで言われた。しかし、丈が1.8mと他品種に比べて高いため台風に弱く、病虫害にも弱かったため、栽培に手間がかかり難しいため次第に生産量が減少。雄町を改良した品種である山田錦に取って代わられた。
≪Wikipediaより≫
栽培が難しくて一時は絶滅しそうだった雄町だけど、その品質の高さから酒造メーカーにより復活。今は作付面積も増加しているそうです。
雄町って1.8mもあるんやね、私埋もれるやん。そりゃ風に弱いわ、高知では作れなさそう。
以前、何度かこれおいしいなと思ったお酒が「雄町」使用だったこともあり、「雄町」と聞くと飲んでみたくなる私。もともと好きな安芸虎だもん、楽しみで仕方ない。
蔵開限定詰 安芸虎 純米大吟醸 備前雄町 無ろ過生原酒 2,145円
今回の背景は徳島に阿波踊りを見に行った時に買ったお気に入り手拭い。
春らしく桜があしらわれているので、こちらを選んでみました。
この日はちょうど友人から鯛をいただいたんです、素晴らしい偶然。
栓を抜くとき少し押し出される感触がある生酒。さあいただきます、うー嬉しい。
フレッシュな香りと軽い炭酸感、甘みそして酸味。
深い、味わいが深くて重厚、芳醇。奥ゆきと厚みのある雄町独特の味わいながら、搾りたての爽やかさが全体におもしろいバランスで口内に広がる、ゆっくり味わうと様々な味と香りを感じられる。
安芸虎の蔵開き限定、雄町で醸した純米大吟醸は華やかに咲き誇りハラリと散る花というよりも、大樹の新緑を思わせる爽やかさと懐の深さがありました。
季節を感じられる日本酒ってほんとにいいですね。高知も桜が咲き始めたし、お花見に持っていくおいしいお酒はどんなのにしようかな。(今年は花見しながら飲んじゃだめやった、2人で静かに飲むならいいかな・・。)
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