佐川町には日本酒「司牡丹」の酒蔵があり、昔ながらの白壁瓦屋根の建物が並ぶ通りは「酒蔵の道」と呼ばれて、様々なイベントが行われるなど佐川の観光拠点となっています。
毎年秋に行われる「酒蔵ロード劇場」というイベントは毎年大勢の観光客が訪れる、私も大好きなイベントです。
そんな酒蔵の町に新しい観光スポット「うえまち駅」がオープンしたので、早速見に行ってきました。
そして、せっかくなのでここでしか買えないおいしい日本酒を司牡丹直営のショップで買ってきましたよ。
酒ギャラリーほてい
高知県高岡郡佐川町甲1299
0889-22-1211
9:00~13:00/13:45~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合翌日)
この建物は以前は文化人をもてなす料亭として利用されていたものだそうです。
なんとも趣があります、ちゃんと杉玉もつるされてる。
ほてい店内
ギャラリーというだけあって、ただお酒を売ってるだけではなく、司牡丹の歴史を感じられる昔の調度品などがずらりと飾られています。
高知県出身の直木賞作家、山本一力さんの「牡丹酒」が飾ってあります。
江戸時代に土佐の銘酒・司牡丹を船で江戸まで運んでお披露目する大仕事を成し遂げるお話。奥に飾ってある大きな牡丹が描かれたタペストリー?が作中の牡丹の絵を思い起こします。
昔使っていた集金袋、キレイに保存されていますね。
小野大輔さんプロデュースの日本酒
佐川町出身の超人気声優・小野大輔さんがプロデュースした「司牡丹AMAOTO」がずらっと並んでます。2020年フランスのコンクールで金賞を受賞したんだって。
アニメが大好きな私ですが、声優さんまでは特に気にしておりません。
小野大輔さんってどんなんやってるんだろうって調べてみたら、黒執事のセバスチャン、ジョジョの空条承太郎、マギのシンドバッド、などなどなどなど、なんや今までアニメで散々小野さんの声聞いてたんやん私!今更、小野大輔さんのすごさを知りました。
ほていでは盃など、お酒に関する小物も色々と売っています。
司牡丹 お酒ラインナップ
冷蔵ケースには生酒、吟醸酒などが入っています。
右下に入ってるのが試飲できるお酒。・・通常なら・・コロナ禍なので試飲はできないよね(残念
と思ったら、試飲させてくれるって!いくつか飲ませていただきました、気になっていた古酒も。
今回は私たち2人しかいなかったので試飲させてもらいましたが、連休など県外からのお客さんが大勢いらっしゃる場合は中止しているそうです。
お試しサイズも色々揃ってるのが嬉しい。
古酒って癖があって飲みにくいかなと思ったけど、独特のコクはあるけど飲みやすい。
温めて燗酒も良さそう、ぬるめの燗がいいなぁ。
司牡丹の梅酒
佐川中学の生徒さんとファイティングドックスの選手たちで一緒に梅酒を作ろうというイベントで作ったもので、今出してる分が無くなったら終わりの貴重な梅酒なんですよ。
司牡丹の梅酒って珍しいなと思ったら、イベントで作られた超貴重なものだったのね。
司牡丹社長・竹村さんのブログで梅酒を作る様子が紹介されていました。7年以上熟成って書いてあるけど、2011年だから10年前!この時の中学生たちもお酒が飲めるお年頃ですね。
買って帰った司牡丹
色々と目移りしまくりましたが、やはり今しか飲めない限定品に惹かれました。
半天てぬぐい 1100円
今回もオリジナル手ぬぐいゲットしました。
てぬぐいの老舗「かまわぬ」製作のはんてん型になるてぬぐい。開くと普通サイズのひらりと1枚のてぬぐいですが、決められた折り方で折るとこんなかわいらしい司牡丹はんてんになります。
もう二度とはんてんにはできないような気がしつつ勇気を出して崩す。
水玉模様に市松模様、司の文字に牡丹の絵、伝統柄を使った素敵なデザインです。
司牡丹生鮮酒 春限定 土州霞酒 715円
春霞のようなやさしい風味をお楽しみください。
底にうっすらと白く澱が見えます。
生酒特有のフレッシュな香りと口当たり、お米の味がします。
春霞を思わせる爽やかでふんわり軽やかなお酒。
司牡丹 のうめ酒 7年以上熟成 520円
やっぱりこれは飲んでみたい、もう出会えないかもしれない司牡丹の梅酒。
ソーダ割にしました。
甘めの梅酒が苦手で最近飲んでなかったけど、これは甘さ控えめで飲みやすい。
長く熟成しているからか、梅の味が濃い気がする。おいしくってあっという間に飲んじゃった。
皆さん、佐川町にお出かけの際は「酒ギャラリーほてい」に寄って貴重な司牡丹を飲んでみてね。
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