おいしい日本酒がいつもある幸せを噛みしめている私。また新たなお酒を買ってきました。
今回は高知県で一番有名な酒屋さんなんじゃないかしら「近藤印 高知酒店」に初めて行って来ました。
近藤印 高知酒店
高知市杉井流19番11号
088-885-6020
9:00~20:00
定休日:日曜日 ※不定期で早めの閉店あり
「近藤印」といえば超有名ブロガー「こんじる」さんのお店ですよね。
なんか緊張する、行ったらこんじるさんおるんかな?とか夫婦2人で緊張しつつ訪問。
ドキドキでおじゃましまーす。
どうやらこんじるさんはいらっしゃらない様子、でもいつもブログで拝見する店員さんだわ。
「写真とってもいいですか」と声をかけると笑顔でOKくれました。
店内の様子
ずらりとぎっしりお酒が並びます、日本酒が一番多いけど焼酎、ワイン、果実酒などもあります。
私が欲しいのはここら辺のフレッシュな日本酒。どれにしようかな~♪
この前飲んだ「しらぎく」めっちゃおいしかったな。あ、あるあるまた買いたいくらいだけど、他のも味わいたいしなぁ。
「CDもあるよ」ほらほらとなんか喜ぶだんなさん。
これなぁに?
日本酒の味を分かりやすく、辛口・甘口で表現するときに使う指標だよ。ラベルやポップに+10とか-5とか書いてあるでしょ。
ふーんとイマイチぴんときてないだんなさん、まぁ詳しいことはオイオイ飲みながらね。
生酒とは
よく「火入れ(ひいれ)をしてない酒」と説明されますが、「火入れ」って何?と思うよね。
まぁお察しの通り「温めてない酒」です。絞ってそのまま瓶に詰めました。
「火入れ」と聞くと直火でグラグラ沸かすようなイメージがよぎるけど、実際はそんなに温めず60℃くらいで加熱します。通常の日本酒は「火入れ」することで熟成を進ませる酵素の働きを止めて、程よい状態をキープしてるんです。生酒はそれをしていない、いわば生きているお酒。
1月から3月は、作り立て搾りたてのフレッシュな日本酒が楽しめる、日本酒好きにはたまらない時期です。私も大好き。
「生酒」は加熱されておらず、酵素が生きていて瓶に詰めたあとも少しずつ発酵が進みます。なるべく品質が変わらないよう冷蔵庫で保管して、開封後は早めに飲んじゃうのがポイント。もったいながって長く置いておくと、どんどん発酵が進んで味が変わっていきます。
生酒の開けたて最初の1杯がおいしいんだよね~、そして冷蔵庫のお酒私も早く飲もう。
高木酒造
高知の東部、赤岡町にある蔵元です。代表的な銘柄は「豊能梅(とよのうめ)」
全国的にも有名な「どろめまつり」で大きな赤い盃で日本酒を飲み干してる、あの盃に注がれているのが「豊能梅」です。
赤岡で夏に行われる「絵金祭り」の会場からも歩いて行ける場所にある蔵元なので、お祭りついでに蔵見学して試飲してお酒を買うこともできます。
私も蔵見学に行ったことがあるけど、とってもフレンドリーな蔵元さんで気軽に蔵見学させてくれました。(今はコロナ禍なのでたぶんできない)
高木酒造さんでは「頒布会」という会員制度があり、1回分が5000円を切る金額で年間6回蔵元チョイスの季節のお酒が送られてきます。
この頒布会でしか飲めないお酒もあるし、値段もお手頃だしこれはかなり惹かれます。
CEL24 純米吟醸いとをかし生 720ml 1,540円
今回買ったお酒はこちら。あ、日本酒と合わせて手ぬぐいコレクションも紹介していこうと思い立ちました。
今回のバックは小樽にある「貨幣博物館」で買ったもの、お気に入りの一枚です。なんか中途半端な西日照明で撮ってすいません。
近藤印さんの紹介ページ
最近よく目にする「CEL24」、扱いが難しい酵母だけどリンゴのようなフルーティーなお酒になるそうです。
このCEL24を使った「いとをかし」は思いがけないトラブルから偶然生まれたミラクルなお酒なんだって。高木酒造さんのサイトで詳しく説明されてます↓
これがまた劇的においしい!
甘い香りが濃厚で口当たりなめらか、酸味やピリッとした感じはほとんど感じられません。甘口のドイツワインに似ている、いや後味がもっとキレがあってすっきり飲める。
なんとも香りがいい、香りだけで甘い、新春に咲く「蝋梅」を思い起こさせる華やかで濃厚な甘い香り。あぁいいお酒だ。
コロナ禍で色んな職業の方が大変な思いをされている今。
大好きな日本酒の蔵元さん、酒販店さんを少しでも応援したいなと思っています。それに、日本酒にはこんなに色んな種類があって、とってもおいしいという事を知って欲しい。声を大にして言いたい!
私の小さな発信が、誰かの日本酒を手にするきっかけになれたら嬉しいです。
おいしいお酒を飲むと、福岡に住んでいた頃に、縁あって佐賀の蔵元さんたちと仲良く交流させてもらっていたことを思い出します。これからは高知の地酒を味わいつつ、高知の蔵元さんの事ももっと学んでいこうと思います。
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