私はX-MEN(エックスメン)ファンです。アメコミの実写化って当たり外れが大きいけど、エックスメンはかなりの当たりじゃないでしょうか。
そのX-MENもついに最終章、一番の人気キャラ、ウルヴァリンの最後が描かれた作品・・・観たいような観たくないような・・・。
実は私はX-MENの第1作目「X-MEN」(2000年公開)のDVDを持っています。
今までお金を出してDVDを買ったのは3本だけの私、その中の1本
X-MENシリーズ(公開年順)
『X-MEN』(2000年)
『X-MEN2』(2003年)
『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)
『X-MEN: フューチャー&パスト』 (2014年)
『X-MEN: アポカリプス』 (2016年)
『LOGAN/ローガン』 (2017年)
X-MENシリーズ(ストーリー時系列)
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』
『X-MEN』
『X-MEN2』
『X-MEN: ファイナル ディシジョン』
『ウルヴァリン: SAMURAI』
『LOGAN/ローガン』
時系列に関しては「フューチャー&パスト」で別軸ができたけど、そっちは割愛して分かりやすくメインの流れのみ。
X-MENもスターウォーズみたいに話の途中、一番おいしいところをまず映画化したら、めっちゃヒットしたから次々、過去の分も遡って実写映画が作られたのでこんな分かりにくいことになってます。
1作目の「X-MEN」はもう18年前なのね。その時からヒュージャックマンはウルヴァリンだったもんなぁ。
不老不死の役って難しいよね、朝ドラの20代ヒロインが高校生から老婆の役やるのも違和感だけど、ずっと同じ年っていうもの大変。でもヒュージャックマンに違和感無し。
今回の「ローガン」は治癒能力も衰え、年を取ってしわや白髪があるけど、筋肉はあいかわらずムキでした。
※以下ネタバレも含みますので、ご注意ください※
「ローガン」は映画としては良かったと思う。映像とか全体に貫かれる陰惨な感じ、贖罪を背負ったローガンとチャールズの悲壮感、容赦なく突きつけられる衰え。
映画的評価は高いようでX-MENファンにも受け入れられたらしい
でもでもでも、やっぱり辛かった。
老い、衰えて弱くなったウルヴァリン。あんなに自信に満ちて、みんなから尊敬されてたプロフェッサーが認知症の老人になっている・・・。
25年ミュータントが生まれておらず、ほとんどのミュータントは死に絶えたって設定だけど、ちょっといきなりすぎやしませんか?
ローガンはいいとして、チャールズが生きてるんなら学校にいた若いミュータントたちはどうしちゃったの??全員死んだ?どうして?
私の好きなストームはどうしたの?死んじゃったの?
あんなに隆盛を極めていたミュータントが全滅に近い状態になるには年数が経っていなさすぎると思うけど。ミュータントが迫害されて、大々的なミュータント狩りが行われたというならわかるけど、ミュータントというだけで殺されるわけではなさそうだし。
ミュータントたちの終焉、かつて活躍したX-MENの完全なる最後を、ここまでしなくても・・・と眉をひそめたくなるほどに残酷に描いている映画「ローガン」
でも最後の最後は少女との心のふれあいを感じつつ息を引き取ったローガンが幸せそうでちょっと良かったなって思った・・
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