2月 読書記録としての感想

読書・映画

最近、読んだ本をインスタにもアップするの忘れてた。

まとめてこっちにあげとこう、ここ2か月くらいに読んだ本です。

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『おおあたり』 畠中恵

そろそろ跡取りとしての仕事を始めたいんだ!

おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫)

言わずと知れた「しゃばけ」シリーズの文庫最新刊、出たら必ず買う本の一つ。

毎回すこーしずつ若だんなが成長している、そろそろ若だんなも嫁を貰うのか・・・なんかこのままでいて欲しいような

お嫁さんとのエピソードや子どもが生まれる話も読みたいような、微妙な気分。

幼馴染の栄吉が婚約しちゃったしなーと思っていたら、今回まさかのどんでん返しだったから若だんなの嫁さがしも少し下火になるのでは?

若だんなが成長するということは、どんどん死に近づいているということで、兄やさん達の心中が切ない。同調して切なくなる。

ともかく、今回の「おおあたり」もほんわかハートフル妖怪話でさらっとあっという間に読み終わり。

 

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『異類婚姻譚』 本谷有希子

芥川賞 受賞作品

異類婚姻譚 (講談社文庫)

読んだことない作家だけど、表紙の絵につられて買ってみた。←猫好き

あとで調べたら「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の人なんだね、読んでないけどパンチ力抜群のタイトルとサトエリ主演の映画がすごく話題になってたから存在は知っている。

「異類婚姻譚」の内容は表紙のような猫族と人間の結婚みたいな物の怪ストーリーは一切無しで、現代日本に生きる男女のダークファンタジーみたいな感じ。

一番印象に残ったのは粗相癖が治らない猫の事かな。

 

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『玉依姫』 阿部智里

神に捧げられた少女が二つの世界を繋ぐ

 

玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)

これも出たら必ず買うやつ、八咫烏シリーズの5冊目。

八咫烏シリーズは毎回表紙の絵がきれいで並べたくなるね。

シリーズも5冊目となり、どんどん危機が迫ってきて緊迫感が高まってますが、今回の「玉依姫」でだいぶ謎が解けた。

しかし、「玉依姫」は完全に人間である少女側の視点で描かれている。これはあれですね、シリーズ12の関係と同じで次に出るシリーズ6は今回の出来事を若宮たち八咫烏側の視点で描くんですね。

ケガをしたのは誰なの?!みんな無事なの?!と色々気になって仕方ないところですが、早く次が文庫化されるのを待ちましょう。

あ、そういえば八咫烏シリーズがコミカライズされてるらしい。とくにシリーズ1作目「烏に単は似合わない」は絵で見たくなる作品だもんねー。

 

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『デカルコマニア』 長野まゆみ

君も時間旅行をしてみたくはないか

 

デカルコマニア (角川文庫)

長野まゆみ、といえば「少年アリス」。いつも文庫しか買わない私だけど、装丁の美しさに惹かれて珍しくハードカバーで買った数少ない本。

それ以来に読んだ「デカルコマニア」読み始めて「あぁそうだった長野まゆみってこんな文章の人だった」と思い出した。

難解で耽美的、幻想的な美少年と複雑な時間のからまりと人のからまり。

まぁ独特の世界観をちょっと楽しむにはいいのかも?私はそんなに楽しめなかったが。

 

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『コンビニ人間』 村田沙耶香

芥川賞受賞作 18か国語に翻訳決定

 

コンビニ人間 (文春文庫)

2016年の芥川賞受賞作品、やっと文庫化されたので読んでみた。率直な感想「おもしろい」

受賞した時、実際に現在もコンビニで働いている作者の作品ということでマスコミにすごく取り上げられてたのを思い出す。

コンビニ人間の主人公は36歳未婚でコンビニバイト歴18年の女性。作者の村田沙耶香も36歳独身コンビニ勤務。

そりゃあ、「モデルはご自身ですか?」って聞かれるよね。実際そうなんだろうけど、どこまでが本当なんだろうと思わず無粋な事が気になってしまう。

コンビニって、毎日のように利用するすごく親しんでいる場所だけど、その内情は客にとっては未知の世界。どんな世界なのか見て見たくて、「コンビニで働いてみようかなぁ」と何度もつぶやいたことはあるけど、その度に周りの人に「大変だから止めときな」と止められる。

そんなに大変な仕事なのにコンビニで働いているというのは、こんなにも世の中の風当たりが強いものなんだね。

 

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『営繕かるかや怪異譚』 小野不由美

絆を大切にするというのは、実はこういうことなのだ。

 

営繕かるかや怪異譚 (角川文庫)

小野不由美といえば「十二国記」「屍鬼」、そう小野不由美作品というだけで間違いなくおもしろいと言っても過言じゃない、私の好きな作家さんの一人。

「営繕かるかや」は恐ろしくてハートフルで、よりダークな宮部みゆき「小暮写眞館」な感じ。

私はとても現実主義で、営繕かるかやの怪異を現実的な視点で対応する姿勢にとても共感できる。かといって自分ちでこんなことが起こったらやっぱり戦慄せずにはいられないんだろうな。

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