南国市のお花見処と言えば、やはり岡豊山が一番人気なのかな?どんな様子かと日曜に行ってみました。
それと、近くの長畝古墳もキレイという噂を聞いたのでそちらにも行ってみよう。
長畝古墳(ながうねこふん)
南国市岡豊町小蓮
岡豊病院の横を通り過ぎ北に向かいます、高速のサービスエリアに上がっていく案内板があるけど、そちらじゃなくトンネルの方です。
素敵な曲線のトンネル、これは古墳をイメージしてるのかしら?
トンネルを抜けるとすぐ右手が長畝古墳公園です。車も何台か停められます、既に花見にやって来た車が3台停まってました。
長畝古墳は4世紀~6世紀頃つくられたそうです、石が積まれたところがありました。
長畝古墳の桜とツツジ
長畝古墳のお花見ポイントは、桜と一緒にツツジも楽しめるところです。
ツツジは桜よりも遅く咲くので、花盛りになるのは通常4月の半ばくらいなのに、長畝古墳のツツジは桜と共に満開でした。
鮮やかなピンクの花がキレイです。
桜とツツジの共演。
後ろの桜の木はなぜか根元から倒れてました、でも倒れながらも咲く生命力の強さ。植え直してあげたいなぁ。
桜の下にシートを敷いてお昼ご飯を食べている人たちが1組、あとは花を眺めながら散策している。桜はそんなに多くないけどのんびりと静かにお花見できるポイントですね。
では、人気の岡豊山の桜を見に行ってみましょう!
岡豊山歴史公園
南国市岡豊町八幡1099-1
標高97mの岡豊山、麓から桜のトンネルが続きます。長宗我部氏の家紋の旗と共に「岡豊山さくらまつり」と看板が出てます。
歴史民俗資料館の駐車場に停めますが、車がいっぱい、資料館の職員さんが交通整理をしてくれてます、出た車が居たので停められました、よかった。
やっぱり大人気なんだね、駐車場に入りきれない車は路駐してます。
駐車場の奥に登っていく道がありました、毎週土曜に無料で岡豊城跡の案内をしてるそうですよ。あと、この櫓(やぐら)に登ってみたかった、ここを目指そう!
岡豊城跡を登る
案内地図がありました。ここに長宗我部のお殿様が住んでたんだねぇ感慨深い。
わりとすぐに櫓まで到着。駐車場から10分も歩いてません。
階段の先に櫓が見えます。
こじんまりとかわいらしい櫓、木造2階建てて高さ9.7メートル。2017年4月から公開されてるけど、史跡内なのであくまでも仮設の櫓、2019年2月で公開も終了して取り壊されるみたいです、もったいないね。
岡豊城 櫓(やぐら)
櫓の横に「高知県史跡 岡豊城跡」と書かれた石碑があります。櫓が無くなったらこの石碑と建物跡の土台だけになっちゃうのね。
中に入ると壁はベニヤ板で仮設感が漂います。
そうそう、続日本100名城に選ばれたんだよね。知ってます?日本100名城というスタンプ帳があるんですよ。
スタンプも城も好きな私は持ってますが、初代をコンプリートしないうちに続が出てしまった・・・。
櫓2階から南国市を見渡します、10メートルにも満たない高さなのに一気に見晴らしが良くなる。
あれは何だろう?空港はどっちだっけ?とか言いながら見渡します。
長宗我部のお殿様はもっと高い所から見渡していたんだよね、さぞかし爽快だっただろうな。
お殿様気分を満喫して下りてくると、長宗我部のお殿様がいらっしゃいました。
歴女に人気の長宗我部元親さま、イケメンな銅像です。
長宗我部元親 銅像
岡豊山でのお花見は城跡の方ではなく、駐車場周辺や駐車場の少し手前にある藁ぶき屋根の古民家のお庭がいいみたい。
古民家の隣にはきれいなトイレもありました。お庭に敷物を敷いてお弁当食べている家族連れなどたくさんの人がいました。
最後にもう一カ所、南国市の桜スポット
29番札所・国分寺
国分寺はお庭が丁寧に手入れされていて、どの季節に来てもきれい。
中でも春は枝垂れ桜が美しい。
お寺、青空、枝垂れ桜にお遍路さん。眼福で清々しい気分になりました。
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