高知の代表的な観光地、桂浜。坂本龍馬像が海を見ながら佇んでいるおそらく高知で一番有名な観光スポット。
その桂浜の景色を小高い場所から広々と見渡せる絶景スポットがあるんです、しかもあまり人は来ないので絶景を見ながらゆっくり散策が楽しめます。
桂浜の絶景スポット
桂浜は、龍馬像や桂浜水族館のある海沿いから、高台にある国民宿舎桂浜荘、坂本龍馬記念館など一帯が全て桂浜公園として高知市により整備されています。
今回ご紹介したいのはその桂浜公園の高台にある景色のよい遊歩道です。場所は坂本龍馬記念館の駐車場近く。
坂本龍馬記念館の駐車場
坂本龍馬記念館の建物前にも駐車場は有りますが、そこを通り過ぎて奥にある駐車場に向かいます、海が見えてきますよ。
記念館の改装に伴い駐車場もきれいに整備されてるので、駐車場に車を停めます。
海の見える場所に案内図があります、よく見ると地面にもクジラの絵が描いてある。
桂浜公園案内図
だいぶボロボロですが、現在地と桂浜の海岸、水族館などの位置関係がわかります。
ちなみに坂本龍馬記念館から「椿の小径」を歩いて浜まで下りていくこともできるけど、かなりの坂だし歩くとけっこう時間もかかります。
今回お勧めしたいのは、日時計がある現在地から海に向かって右手の遊歩道。地図では展望台、アスレチック広場がある方向です。
立派な日時計がありますよ、ちゃんと時間を刻んでます、現在13:45くらい。
ここからだと、こんなパンフレットのようなかっこいい写真が撮れます。
案内板の右手には、クジラの水飲み場がありました。汐を吹かせてみましたよ、けっこうリアルでいいなクジラちゃん。
クジラのすぐ横に「浦戸城跡」の説明文があります。ここにはお城があったんだね。
浦戸城跡
遊歩道に足を踏み入れます、椿がキレイな季節です(3月17日)
赤い椿越しのキラキラ光る海岸線
まずは階段を下りて行きます、椿がたくさん落ちていて木漏れ日の中、素敵な椿ロードです。
左手には青い海、海岸線が見渡せます。
少し行くと道がピンクに染まってる、あれは何だろう?
濃いピンク色、桜の一種かな。
この色の濃さ、垂れ下がるような咲き方、ソメイヨシノよりも少し早い、たぶん寒緋桜だね、緑の中ピンクが映えます。
堀切
「堀切(ほりきり)」という説明書きがあります
「この先に3本の堀切が残っている。堀切とは敵の攻撃から本城を守るために構えた防御施設」
これですね「堀切」
いにしえの城の守りも今は椿で飾られてます。
木漏れ日の気持ちのいい遊歩道が続きます。
左手には木々の隙間から真っ青な海
藤棚がありました、これが展望台なのか?
更に進むと海に向かったお立ち台みたいな所があった、これは何だろう??写真撮るための足場かな??
ここにも椿がたくさん、踏まないように歩きます。
この先に「アスレチック広場」なるものがありましたが、既にアスレチックなど遊具は何もなく、昔あったのかなという切った柱の跡だけがありました。
遊歩道の案内板や展望台もしばらく手入れはされていないようで、かなりボロボロでしたが、景色は素晴らしくあまり人が居ないのでゆっくりと散策を楽しめました。駐車場からアスレチック広場まで往復で15分ほどの緩やかな道なのでお子様や高齢の方でも楽しめると思います。
桂浜の方は観光客でいっぱいなので少し離れたところから景観とちょっとした山歩きを楽しめるこの遊歩道は桂浜の穴場的お勧めスポットです、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
さて、せっかくなので桂浜に降りて行ってみましょう。新しいお土産物屋さんができたそうだし。
駐車場、軽自動車でも400円もするんだね。ちょっと高いよ。
あ、あった「龍馬の浜茶屋」
桂浜 お土産店
土佐闘犬センターが無くなって、新しくできたお土産物屋さん。高知の老舗お菓子屋さんである「青柳」が経営してます。
青柳のお菓子はもちろんたくさんあるけど、それ以外にも高知の小さなお菓子屋さんの土産菓子など高知土産がたくさん。
ちょっとしたイートインコーナーもあって、出来立ての大福やおまんじゅうが食べられるようになってました。豆から挽きたてコーヒーの自販機もあって、ちょっと休憩にちょうどいい感じです。
ザ・桂浜 撮影スポット
天気が良くて海がきれいだ~
こちらが高知の代表的観光地「月の名所は桂浜」でございます。やっぱりきれい。
桂浜は石がキレイなんです、足元をよく見てみてね、五色の石として土産物屋でも売ってます。
小さいころから遠足や家族のお出かけで何度も出かけた桂浜。でも今日の遊歩道は初めて見つけた素敵なスポットでちょっと感動しました。
久しぶりの週末の桂浜は観光客が思ったよりもたくさんいて賑わってました。水族館も色んなイベントしてるみたいだし、地元民にも観光客にも愛される観光地として、どんどん進化していってるみたいで嬉しいね。
もうすぐ坂本龍馬記念館がリニューアルオープン(2018年4月21日)だから行ってみなきゃ!
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