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高知市33番札所・雪蹊寺(せっけいじ)と長宗我部氏の秦神社

観光

高知市長浜にある雪蹊寺は、四国霊場八十八カ所巡り33番目のお寺です。

天気のいい土曜日、春野でランチの帰りに立ち寄ってみました。

「自膳工房 れお」器まで手作りのランチ「陶芸工房 空」
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四国霊場第33番札所 雪蹊寺(せっけいじ)

高知市長浜857-3
088-837-2233

高知市長浜といえば、長宗我部元親公の初陣像で有名な若宮八幡宮がありますよね、雪蹊寺のすぐ近くです。

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雪蹊寺は高知を代表する観光スポット桂浜もほど近く、4kmほどの距離にあります。

何度も通った道ですが、雪蹊寺に行くのは初めて、桂浜へ向かう大きな道路からわき道に入った先にあります。雪蹊寺は山の上に登ることも無く、普通に進んで行くと左手にふいに現れます。

雪蹊寺 駐車場

6台ほど停められる駐車場が山門の前にあります。

あれ?すぐ横に鳥居もあるよ

こちらは長宗我部氏を祀る「秦神社」です、後からこちらも行ってみよう。

長浜の史跡案内があります

33番札所、そして長宗我部信親公のお墓もあるらしい

雪蹊寺 境内

鐘楼

大きな鐘楼があります、毎日ついてるのかな?

大晦日にはご近所さんに広く鐘の音が聞こえそう。

手水舎

水を吐く龍の後ろに、お大師様がたたずむ手水舎

本堂

お賽銭を入れ縄を振る、カーンという金属音を想像していたら鈍い音がする、上を見上げるとこちらの鰐口(ワニグチ、というそうです)は木製でした、珍しいね。

雪蹊寺のご本尊は薬師如来さまです。

こちらは体の悪いところをなでると直してくださるという、なで仏のびんずるさま。

大師堂

本堂の右手には大師堂

納経所

本殿左手に御朱印をいただく納経所があります。

この時は私たち以外に参拝者がおらず、境内全体がとても静かでしたが、すぐ後からご祈祷の方が数組来られていたようでポクポクと木魚の音が聞こえていました。

観音堂

納経所の隣には馬頭観音菩薩様を祀った観音堂があります。

20番と番号が振られているけどこちらも巡礼の番号があるのかな?

土佐西国三十三観音霊場第20番・馬頭観音菩薩

調べてみると「土佐西国三十三ヶ所観音霊場」の第20番だそうです。

境内には立派な枝垂れ桜があるけど、まだまだ咲く気配はありません

早春の花、黄色い蝋梅が開いて良い香りがしていました。

果物売り

境内にみかん売りのおじちゃんがいました。

「芯まで甘い完熟金柑」をめっちゃ推していて、試食もさせてくれました。これがびっくりするくらい甘くて感動、欲しかったけど850円はなかなかにお高い・・

文旦もあるよ、県外のお遍路さんに喜ばれそうね。

雪蹊寺の境内には隣接する、秦神社へのショートカット小路がありますが、せっかくなので正面の鳥居から入ってみましょう。

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秦(はだ)神社

秦神社は長宗我部元親を御祭神とする神社です。調べると問い合わせ先がご近所の若宮八幡宮となっているので、管理は若宮八幡宮の方が兼任されているのかな?

秦神社御由緒
秦神社御由緒についてご紹介します。高知市にあります若宮八幡宮のホームページです。長宗我部元親が初陣戦勝を祈願した出蜻蛉(でとんぼ)の社と定めたことは有名です。

鳥居をくぐると社殿へと続く長い参道

子どもが遊ぶ遊具が設置されてます、近所の子どもたちが遊びに来てるのかな

石臼のような手水舎

木漏れ日の中、静かな秦神社

おや、笛の音が聞こえる、社務所の中で笛の練習をしているのかな?

秦神社の背後にある山に、かつては長浜城というお城があったそうです

上ったら何か城跡とわかるものがあるのかな?

長浜城 - 高知市公式ホームページ

長宗我部元親の旗が立ってます、神社の幕には長宗我部家のカタバミ紋

お参り、中にも緑のカタバミ紋があしらわれて、クローバーみたいですね。

実際カタバミの葉っぱはクローバーによく似てます、どこにでもある雑草で大変強く根絶やしにすることは難しい、そういう特徴が武士に好まれて家紋によく使われたそうです。

長宗我部盛親公慰霊の碑

長宗我部元親の四男で、戦国大名として長宗我部氏最後の当主となった方です。

悲運の名将といわれ、長宗我部盛親公を主人公にした歴史小説も数多く書かれています。

西宮神社

左手奥にも社があるけど、こちらは石段が危険な状態なので参拝はできません。

神社仏閣を訪れると、爽やかな気分になれていいね。

こうやって少しずつ、いつか八十八カ所全部回ってみたいな。

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