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室戸岬ジオパーク「アコウの木」生命力あふれる大樹にパワーをいただく

観光

室戸岬の海岸線は「世界ジオパーク」に認定されて、すっかり有名になりました。色んな見どころがありますが、今回は「アコウの木」を見に行ってきました。

先日行った「むろと桜祭り」の帰り道に寄りました。

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室戸岬ジオパーク アコウの木

高知県室戸市室戸岬町

室戸ユネスコ世界ジオパーク
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室戸岬のちょうど突端の辺りです。ここら辺は山側にはお堂や観光案内所があり、海側はジオパークの散策コースになっている室戸の観光拠点です。

室戸岬園地休憩所

「アコウの木」最寄りの駐車場、山側にある休憩所の駐車場に車を停めました。

休憩所の前にはクジラのしっぽがあって目印になります。

休憩所の中をのぞくと、観光パンフレットがたくさん。

ガイドボランティアさんも居て、丁寧に説明してくれます。

今回は食べそびれた「キンメ丼」次は必ず・・。

きれいなトイレもあります。

さすが「世界ジオパーク」認定、設備が整ってる。ここだけではなく、トイレや観光案内所がいたるところに設置されてます。

展望台もあります、せっかくだから登ってみよう。

展望台からの景色、複雑に入り組んだ室戸岬のゴツゴツ岩が見渡せます。

室戸岬ジオパーク 散策コース

さて、目的の「アコウの木」に向かいましょう。海側へ降りていきます。

室戸岬って日本八景なんだー他は何だろう?

日本八景

昭和2年、山岳、渓谷、瀑布、温泉、湖沼、河川、海岸、平原の8部門について、一般からのハガキ投票を募り当時の人口をも上回る投票総数をもとに選定された。
海岸:室戸岬(高知県)
湖沼:十和田湖(青森県・秋田県)
山岳:温泉岳(雲仙岳)(長崎県)
河川:木曽川(愛知県)
渓谷:上高地(長野県)
瀑布:華厳滝(栃木県)
温泉:別府温泉(大分県)
平原:狩勝峠(北海道)
≪Wikipediaより引用≫

海岸部門では室戸岬が日本一の得票数ってことなのか、すごいね!

散策路が整備されて、見どころが点在しています。

アコウの木はそろそろかな?

岩ゴロゴロの海岸から、木が生い茂るエリアに入って行きます。

海岸散策のすぐ横にこんなジャングルのようなエリアが隣接している、不思議で楽しい室戸の自然。

道の奥に「アコウの木」らしきものが見えてきた!

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アコウの木

樹齢どのくらいなんだろう?岩の上にどっかりと居を構え、長い手を伸ばしている。

今にも動き出してこの手に絡めとられそうな、少し怖い気持ちになります。

アコウ(榕、赤榕)
クワ科イチジク属に分類される常緑の高木。
他の植物や岩などに巻きついて絞め殺すように成長するため「絞め殺しの木」とも呼ばれる。

岩にしっかりと食い込むアコウの根は、流れる溶岩のよう。

室戸の激しい台風を耐え忍ぶために、根をしっかりと張り低く低く成長した姿です。室戸市の天然記念物に指定されています。

思わず幹に触れてパワーをいただきました。

この太い幹の中を脈々と生命力が流れているのを手のひらで感じられる気がします。

初めて見た「アコウの木」は生命力の塊のようなパワフルな存在でした。

室戸岬の土地と海からもらったパワーをぐんぐん吸収して育った大樹。触れるとパワーを分けてもらえる気がします。

こんな神秘的な「アコウの木」が車がビュンビュン行きかう道路の数メートル隣に存在している、室戸岬の不思議。

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室戸岬の海岸

帰りは散策路から離れて波打ち際を歩いて戻ります。

小さいころは岩の潮だまりでカニや小魚を見付けて遊んだなぁ。

室戸岬の海岸は桂浜の華やかな五色の石とは違って、黒い石ばかり。質実剛健で力強い。

何か流れ着いている、これは骨では?クジラの骨かな!

紺碧の海と空、気持ちのいい海岸散歩が楽しめました。

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