最近、大川村の名前を聞くことが多い気がする。
日本一小さな村、そこで巻き起こった議会廃止議論。そして全国で初めて兼業議員OKとする条例が成立。この一連のニュースが全国放送で何度も報道されてましたよね。
それと、大川村にUターンした夫婦が自宅の裏山に作り上げた美しい芝桜のお花見スポット。こちらも高知のテレビや新聞に取り上げられたし、SNSでは毎日のように情報を目にしました。
今年はとうとう気になっていた大川村を訪れてみました！芝桜を見に行きましたよ。その様子はまた紹介しますね。
さて、ランチをどうしようと調べたら、大川村でおいしいラーメンが食べられるらしい、そこに決定！だんなさんと2人とも大川村初訪問です。
大川村むらのえき 結いの里
高知県土佐郡大川村船戸239
0887-84-2233
10：00～16：30 ※食堂は土曜、日曜、祝日11：30～15：30のみ
定休日：水曜
大豊インターチェンジから40分くらいだったかな？村の駅が見えてきました。なんかゆるキャラ書いてます。
途中でサイクリングの人たちとすれ違ったなと思ったら、ここにも自転車をひっかけて？駐輪できるバーがあり、これがあるとサイクリストたちはとてもありがたいらしい。
目の前は早明浦ダムのダム湖、かなり干上がってます。ものすごく水不足の時に姿が見える建物は旧大川村役場で、この村の駅の目の前です。
右側に少し四角い白いものが見えているのがおそらく役場の屋根？
村の駅と集落活動センターが一緒になっている？大きな建物で色々とできそうです、宿泊施設でもあるのかな？
村の駅＝結いの里なのかな？ラーメンが食べられるカフェもこちらのようです。
あ、カフェと食堂はまた別のようです。ラーメンが食べられるのは土日祝のみの食堂です。
ラーメンやスイーツの案内など色々貼ってあります、活気がある感じ。靴を脱いで入ります、スリッパが用意されてますよ。
地元産の食べ物や手作りの雑貨などが並ぶ直売所、右手奥にキッズコーナー。
入り口左手にレジと奥に食堂のテーブル、サイクリストの団体さんがお食事中です。
食堂にはテーブルが4つ、20席ほどあるけど各テーブルに人がいる、どうしよう・・・と思ってレジにいた男性に聞いたところ、キッズルームの方にもテーブルがあるのでそちらにどうぞとのこと。
木目が美しいキッズルームの向かいには大きなテーブルと壁沿いにカウンター席もあります。
ヒノキボールのプールがある、お子様大喜びですね。
大川村むらのえき 結いの里メニュー
ラーメンだけじゃなくカレーもある、こっちも気になるな。
期間限定のまぜそば、お試し価格で950円とお高め。ピリ辛でコラーゲンたっぷりと惹かれる内容。
一番初めに作られて看板メニューとなるのが濃厚味噌味みたい。
最近では味噌を上回る人気のゆず塩と一番新しく開発されたしょうゆ味。
注文は入り口のレジで先払い、番号札をくれるのでそれを持ってテーブルで待ちます。
大川村の観光マップを見る、有名な大川村の謝肉祭は更に山の奥に行くんだね。
大川ゆず塩ラーメン 850円
大川村特産のはちきん地鶏の鶏ガラとかつお節の和風出汁がブレンドされたスープに高知の完全天日塩を使用。
大川村産の柚子果汁が別器で添えられているので、まずはそのままの味を楽しんでから回しかけます。スープははちきん地鶏のなめらかさとかつお節のいい香り。
焦がしネギが一番上にかけられて、大川村産のほうれん草がたっぷり。きれいな鶏チャーシュー、柔らかくしっとりとして味もしっかりついてます、これおいしい。
大川ラーメン（濃厚みそ） 850円
はちきん地鶏のガラを3日間煮込んで作る白湯スープに大川村特産の「あけぼのみそ」をベースに3種類のみそをブレンド。
白髪ねぎたっぷり、見るからに濃厚なスープ、仕上げにオリジナルのブレンドスパイスが振りかけられてます。
白髪ねぎの下にこちらも鶏チャーシューとほうれん草。スープはとろりと濃厚。
麺は当初は東京から取り寄せていたそうですが、現在は高知の製麺所と議論を重ねて作ったのもだそうです。黄色みがかった中太のちぢれ麺、私の好きなタイプです。
味噌ラーメンに使われていた「あけぼのみそ」も売ってました。粒々が見える、おいしそう。
大川村特産のはちきん地鶏も冷凍で色々な部位や加工品が売ってます。
思いがけずこんな山奥でこだわりの詰まったラーメンを食べることができて嬉しかったです。
地元の素材を使って手間暇かけて、試行錯誤を繰り返しながら作ったんだろうなと思える複雑な味でした。
シェフは大阪出身で高知にIターン移住した方だそうです。はるばる高知の大川村に来てラーメンを作っているとは人生の不思議ですよね。スイーツにもかなりこだわっているようで、クリームブリュレも食べてみたいな。
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