2018年4月にオープンしてから、関係者も驚くほどの大人気となっているのが室戸市にある「むろと廃校水族館」
たった半年で来館者10万人を突破しちゃったのよ、そして話題が話題を呼び、全国ネットのテレビでも何回か紹介されてますよね、更に全国からお客さんがやってくるといういい循環
2006年廃校になった椎名小学校を改装して、地元漁師さんから提供された魚やウミガメなどを飼育・展示しています
改装と言っても教室、廊下、理科室にプールなど学校の施設はほとんどそのままで小さい頃通った小学校を思い出す楽しさもあります
むろと廃校水族館
室戸市室戸岬町533-2
0887-22-0815
4月~9月 9:00~18:00、10月~3月は17:00まで
※年中無休
室戸市の1つ手前(西)の奈半利でランチを食べまして、せっかくやしむろと廃校水族館に行ってみようかという話になりました

室戸市といえば高知の東の端、遠いイメージだけど東部の高速が整備されてだいぶ行きやすくなったよね
Googleマップによると高知駅から1時間45分ほどで到着できるんだって、以前に比べるとホントに早い
室戸岬の突端を通り過ぎて10kmほど55号線を走ると、むろと廃校水族館の大きな看板が現れるので左折します
むろと廃校水族館 駐車場
左折したらもうすぐ水族館が見えてきます
もと小学校ですからね、敷地面積は広大、駐車場は100台停められるそうです
看板の手前の広場が駐車場になってます、広すぎてどことめていいか逆にわかんない感じ

昔の小学校の名前も残されてます

学校碑の裏面にこの校舎がたどってきた歴史が書かれてます
1874年て古いね~今から151年前

いざ、登校

ところで、むろと廃校水族館の運営は大阪のNPO法人「日本ウミガメ協議会」が行っているんだって
私はてっきり室戸市がやってるのかと思ってました
入館料
大人(高校生以上)600円
小・中学生 300円
※未就学児は無料
お支払いは現金のみ、室戸市民は割引があります、なお龍馬パスポートの割引は無し
水族館は運営にお金がかかるものらしく、入館料がお高いところが多いけれどむろと廃校水族館は安い、一般的な水族館の半額くらい
小学校の建物をそのまま利用してるし、巨大水槽とか無いから費用が抑えられるんだろうね

チケット購入、エイの絵

むろと廃校水族館 館内
すぐそこになぜか人体模型、羽根小学校と書いてある、近隣の廃校になった小学校の備品も寄贈されているみたい
よく見ると隣のAED設置の箱?水槽になってて金魚が泳いでるやん「緊ぎょ以外、使用禁止」緊急の「急」とこに貼り紙してあるな

手洗い場タッチプール
水色のタイルが貼ってある、たくさんあった蛇口は取ってしまって細長いタッチプールに生まれ変わってる

そのままの状態で残されている教室もあって、撮っても懐かしい
机も椅子も今見るとびっくりするほど小さいんだよね

廊下に出て次の展示へ、世界地図や今週の予定を書く黒板など実際に小学校で使われていた備品がそのままある、そしてそれがとてもいい
変にリフォームしてこじゃれた感じにするんじゃなくて、そのまんまを楽しんでもらうってコンセプトが人気ポイントなんだろうね、本物の小学校と水族館が絶妙に融合して魅力を高め合ってる
廊下にも水槽がずらーっと並んでます、学校の廊下に水槽が並ぶという非日常が楽しい

人好きなウミガメ
円柱のウミガメ水槽

ここのウミガメ君はとっても人懐っこい、水槽に近づくと向うもグイグイ寄って来る

「よう、ゆっくりしていけよ」片手を上げてごあいさつ

近い近い(笑)

ボラの群れ
今度はボラ、こちらもすごい勢いで寄って来る

ちょっと怖いくらいの勢い

そうか、エサもらえると思って寄って来るのね、ごめんよ持ってないの

今度は大きな伊勢海老、居酒屋で食べたら高いやつよ
ん?奥に何か光るものがあるね

ミニ亀キャッチャー
こんなところにいきなりUFOキャッチャー、ちっちゃなカメさんが大量に入ってる
これは思わずやりたくなる導線ですね

ウミガメのはく製
階段の踊り場に大量のウミガメのはく製が飾ってある
小さいのから巨大なのまで、絶滅危惧種となり今ではほとんどお目にかかれない貴重なウミガメもいる
この時は全体的にウミガメ多いなと思ってたけど、運営が「日本ウミガメ協議会」だからなのね(たぶん)

ウミガメだけでなくワニやイグアナ、アザラシのはく製もありました

家庭科室では修学旅行の団体などが、漁師さんから魚料理を教えてもらう体験プログラムを行うんだって
更に非常用食料の備蓄場所にもなってます、ということで一般客は入れません

廊下の骨
長い廊下に今度は骨格標本が展示されてます

ここにも大きな亀さん

音楽室で休憩
音楽室といえば、世界の偉大な音楽家の肖像、ちゃんとずらりと並んでて懐かしいことこの上ない
小学校で使われていたであろう、木琴・鉄筋・ハンドベルなどは自由に演奏可能、とりあえず鳴らしてみる

音楽室の後ろ半分はキッズスペースになっていて、小さなお子さまが自由に遊べます
壁面のボルダリングがなかなか本格的ですごい

次の教室には深海魚が展示されてました
展示台は教室の机と跳び箱!中をくりぬいて水槽が入ってる

またUFOキャッチャーと赤い鳥居のおみくじ自販機、これ懐かしい昔大丸の屋上に似たようなのがあったよね

図書館でプリクラ
図書館は本がそのまま置いてあります、本のラインナップが小学校の頃読んだ懐かしいものばかりで嬉しくてテンションあがる
小学校の図書館本って全国どこでも同じなのかしら、高知県内が同じなのかな?これ読んだ、これも読んだ、表紙絵が懐かしい~

そしてここにも跳び箱が再利用されてます、いろんな使い方があるな跳び箱、欲しくなっちゃう

そして図書館に設置されてる名物が「むろと廃校水族館オリジナルプリクラ」
プリクラを囲むカーテンが絶妙な本棚柄でバックと同化してるという演出がまたニクイ

フレームは10種類、えーどれにするか悩んじゃうな~(撮らんかったけど)

図書館の窓からは屋外プールが見えます、これがむろと廃校水族館の目玉展示ですよね

25mプールにサメ
ここから外に出ますよ

懐かしの小学校のプール、今25m足つかずに泳げるだろうか・・いやたぶん無理

タイミングによって泳いでる魚の数や種類は違うみたいだけど、ここの人気者ハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)は泳いでました
このサメ好きなんです、ぬいぐるみ欲しいな

低学年用の浅いプールにはウミガメちゃんがたくさん泳いでました
入って行って一緒に泳ぎたいな~小さい子なら背中に乗れそうやな

ここにもエサガチャがありました
すごい勢いで食べるらしいので指をかまれないよう注意

くじ引きが大人気の売店
入口、チケット売り場横にある売店
帰りにここをじっくり見ようと楽しみにしてました

「廃校水図鑑」てナニ、めっちゃ気になるやん
完全むろと廃校水族館オリジナルのお土産でチョコパイが入ってるんだって、箱のクオリティがすごい

ウミガメの甲羅Tシャツ、すごくリアルでいい

てぬぐい好きとしてはこれも欲しかった

そして、むろと廃校水族館にやって来たなら、やらずには帰れないのがこれ
オープン当初は「ブリくじ」として有名になったものが、今はサバとシュモクザメも登場してます
そんなん絶対シュモクザメが欲しい、どれが当たるかわかんないのは嫌やな~と思ったら、種類ごとにくじの色が違うので好きな種類を引くことができます、それならやるよ!

シュモクザメは青色、大きさは1等から4等まで、いや1等の上に特賞があるのかな
棚にみっしりつまったぬいぐるみたちがかわいい


ドキドキで引いてみたら・・一番小さい4等でした
小さくてかわいいからこのサイズがよかったの、嬉しい、ぬいぐるみってけっこう高いからこの一番小さいサイズでも1000円は安い

私はお気に入りのぬいぐるみには名前をつけるんですが、このシュモクザメは「むろ」と名付けました、室戸出身のむろちゃん
話題のむろと廃校水族館に初めて行ってみたら、思ってたより楽しかった、展示されている魚の種類はそりゃ大きな水族館には負けるけど、昔自分も通ってた小学校がそのまま水族館になっているっていうのが楽しい
入館料も安いし、何度も遊びに行っちゃう人がいるのも納得、くじで引いたブリやサバを車にたくさん乗せてる人見かけるもんね、一番おっきいの出るまでやりたくなるよね
くじで当たるぬいぐるみは販売はしてないので、くじを引くしかない、そして何度もやりたくなる、よくできてる
大人も子供も楽しめる、むろと廃校水族館、さすがですとってもお勧め


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