うどん県香川を擁する四国は、やはりうどん屋さんが多い土地柄。
休日のランチにうどんをチョイスすることはとっても多いし、お気に入りのうどん屋が何軒かある人が多いんじゃないかな。
そんな高知に住んでいても、たま~に食べたくなるんだよね、お蕎麦が。
蕎麦専門店が少ない高知県、南国市のインターチェンジ近くに小さなお蕎麦屋さんがあると聞いてやってきました。
お店の名前は「㐂太八(きたはち)」初めの「㐂(き)」の字は「喜」の略字、草書だそうです。
最初読めなかった、「七」が三個の文字ってなに??と思ったら。ちなみに、だから77歳は「喜寿」なんだって。変換ができないので「喜太八」で書いていきますね。
そば処 㐂太八(きたはち)
南国市岡豊町笠ノ川1052−4
11:30~18:00
定休日/金曜日
到着したのは土曜の11:32、11時半開店なので開いてすぐです。お店の北側の駐車場には既に1台の車が。
駐車場は狭く、5台でいっぱいだし、大きな車はバックで入らないと中では回せませんのでご注意ください。
喜太八はこじんまりとした年代を感じる建物。店内は使い込まれて、いい色になった引き戸や柱が歴史を感じます。
古いけどとてもきれいで、大事にされてるお店なんだなと実感。
どれも作りが小さ目で時代劇に出て来る昔のお蕎麦屋さんみたいです。
窓辺には季節の花が飾られていて女将さんの心遣いを感じます。
喜太八は老夫婦お二人でやっているみたい、この主人夫婦がお店のように小さくてかわいらしく、くるくると働いていて気持ちがいい。
実は、昨年末にも一度訪れてたけど「入院のためしばらく休みます」との張り紙があったんですよ。ご夫婦どちらか具合が悪かったのかな、もう大丈夫かな。
㐂太八 メニュー
寒いから温かいお汁に惹かれるけど、やはりざるかな。大盛りできるかな?
浅草の老舗蕎麦屋で「大盛りできますか」と聞いて、鼻で笑われ「蕎麦は大盛りなんてしません」とすごく見下されたトラウマがあり、蕎麦屋で大盛りを聞くのは勇気がいる。
どんぶりメニューもかなりそそられる。そば屋のどんぶりはなぜだかおいしいんだよね。
かつ丼 1000円
ミニ蕎麦付きが嬉しいね。
この美しい衣と卵のビジュアル。蕎麦屋の丼ものはなぜかおいしい。
ざるそば(大盛り) 750円 + 200円
すごく色が濃くてほとんど黒い、つなぎが少ないのかな。
少し太めでなめらかな蕎麦。10割だと切れやすいから、つなぎは入ってるんだろうね。
落語家さんみたいにかっこよくすすりたいなと、”ぞぞぞっ”とがんばってすすっていると大盛りもあっという間に無くなった。
蕎麦湯きました~♪この蕎麦湯が飲みたくてざるそばにしていると言えなくもない。
注ぎ足し用のおつゆをつけてくれているのも嬉しい。蕎麦湯とつゆで味を調整しながら、ワサビも加えてズズッといただく。おいしい。
どんどん人が入ってきて私たちが出る12時過ぎには満席。
外に出ると駐車場に入れなくて待ってる車がいる、早く出てあげなきゃ。
そば屋と言えば高知大丸北側のつちばしに昔よく行ってたな。蕎麦じゃなくて親子丼目当てだけど。つちばしもまた行きたくなってきた。
行ってきました♪こちらもどうぞ。
コメント
いなぴょんさん、こんばんは(^^)/
小説のような素敵な思い出ですね、ほんとにいい雰囲気の貴重なお店でした。
今でもふと「お蕎麦ならきたはちに・・」と言いそうになります。
次行ったらあれ食べよう、今度行こう、と思っていたら閉店されてしまいました。
いつまでもあると思うなあのお店!好きな店は思い立った時にちゃんと行かなきゃだめですね。
しばらくぶりにきたはちに行くと閉店とある。
悲しかった2年前に亡くなった母とよく来たものだ。あの時の風景が忘れられない。美人の小さな女将さんと、白い角帽の似合う男前のご主人。あと、娘さんがお手伝いされてたような。ちらし寿司と木の葉丼の母と山かけ冷たいやつの私。メニューはたくさんあるのに、決まってコレばかり。
閉店されてて寂しいですが、いつも美味しくいただきました。ありがとうございました。
お二人ともどうかお元気で、高知県内、またどこかでお会いできたら、、、なんて思っています。
ありがとうございました‼️大好きでした‼️