今年2018年の土用の丑の日は7月20日(金)、近づいてまいりました。
今回の梅雨は雨が少ないと思っていたら、過去に例を見ないという大雨に見舞われた日本列島。高知にも警報が出て避難指示まで出る大事でしたね、皆さま無事にお過ごしでしょうか。
我が家は幸い何事も無く、お昼ご飯どうしようかと思いついたのが一足早く土用の丑の日うなぎを食べに行くこと。
大人気のかね春はいつも大勢の人で賑わっていて、土日は行列必至。昨年バナナマンの全国放送のグルメ番組で取り上げらえてからは更に人気爆発で県外のお客さんが激増しているようです。
普段からそんな状態だったら土用の丑の日にかね春のうなぎを食べるのは難しいよね、では先取りで早目に食べに行っちゃいましょう。この大雨だったらさすがに空いてるだろうしね。
かね春うなぎ料理専門店
高知市春野町芳原2569-1
088-841-6650
11:00〜14:30 / 17:00〜20:00
定休日 : 木曜日
土曜日の10:45到着、途中かなりの大雨でそもそもかね春が営業してるか心配になったけど、春野に入った辺りで雨は小降りに、着いた頃には傘もいらないくらいでした。
かね春のお客さんと思われる車は3台、通常ならありえない空きっぷり。ノートに名前を書きに行くと3番目でした。
「本日の鰻は高知産です」春野のうなぎかな?
11時ちょうどにお店に入る、初めて見る空いているかね春、貴重です。
壁に料金改定の案内があり、ニュースでも良く聞くシラスウナギの不漁ですね。
マグロの完全養殖を成功させたことで有名な近畿大学水産研究所、実はうなぎの完全養殖にも既に成功しています。
うなぎの完全養殖
うなぎ完全養殖の実験に成功したと発表したのが2010年、もう8年も前なんだね。でもうなぎが安くならないのはなんで?
うなぎって細菌に弱いから毎日水替えが必要で、卵から稚魚になるだけで半年~1年半もかかるんだって。うなぎの前のシラスウナギまで育てるだけでもすごく大変。
うなぎの完全養殖だけでなく、うなぎの代替えとなる「近大ナマズ」の開発もしてて、このナマズが本当にびっくりするほど美味しいらしい、へ~食べてみたいね。
他にも、数が少なくなったシラスウナギを従来より長く育てて、2倍以上の大きさに育てるという「太化(ふとか)ウナギ」も注目されてるそうです。
研究者の方々が色々と安くておいしいうなぎを食べられるようにがんばってくれてて嬉しい。早く末端の消費者まで恩恵が届くといいな。
かね春メニュー(2018年7月現在)
いつも頼むのは「うなぎ丼」価格は以前の2500円→2900円、税込み価格です。
ちなみに、かいだ屋の同等メニュー「うなぎ丼(上)一本入り」2700円→3200円
かいだ屋の詳細はこちらどうぞ→《南国市 高知で1番有名なうなぎ屋かいだ屋》
はい、やってきました。かね春の素敵な器。
うなぎ丼 2,900円
注文を受けてからさばき、蒸すことなくじっくりと職人技で焼き上げる表面パリパリ、中ふわふわ最高の「かね春うなぎ」
キラキラ輝くうなぎをご覧ください。
ご飯にはタレがかかってないので、卓上のタレをお好みでかけます。うなぎはこのタレがおいしいのよね、これだけでご飯たくさん食べられる、たっぷりかけますよ♪
今日も季節のお花が飾られてます。
タレをたっぷり追いがけして、山椒もふりかけました。準備万端、いただきま~す!
ガツガツ食べてると、お漬物を持ってきてくれました。
浅漬けパリパリでおいしい。
添えてある汁椀は「鱧吸い(はもすい)」です、鱧の身入ってます。
食べ進むと見えてきました、二段目のうなぎ。
一口茶そばと季節のフルーツも添えられてます。うなぎの後にお口さっぱり。
おいしい、やはりかね春のうなぎは最高においしい。夏の間にまた食べたいよぉー。
かね春の記事一覧
https://nemuricat.net/kaneharu-unagi
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