高知市から東に向かうと安芸市の入り口、赤野の見晴らしのいい場所に建っている「レストラン矢流」
このお店、ずーっと前からあるよね?50年は確実に経過しているはず。一時期、閉店したのかな?という時もあったけど普通に営業しておりました。
レストラン矢流
高知県安芸市赤野甲1774
0887-35-2224
11:00~18:00
定休日:木曜日
場所は、見晴らしがよく人気の「赤野休憩所」からもう少し東に行ったところ。右手に大きな建物が見えてくるので見逃すことはありません。
レストラン矢流 駐車場
店前にも数台停められるけど、奥の駐車場が広くて景色もいいのでこちらに停める人が多いです。
奥の駐車場は本当に広くて何十台も停められそう。
駐車場の向こうは海がどーんと広がっています。この景色を見るためだけにこの駐車場に止まっている車もよく見ます。
お店と大駐車場の間には、橋がかかった状態になっていて、その下には長ーいサイクリングロードが通っています。
外観からもわかる長い年月の経過、建ってから何年経ってるんだろう?
レストラン矢流は「川島のいもけんぴ」が運営しているようで、公式サイトを見ると「当店は高知県安芸市で創業以来、60年以上サツマイモのお菓子を作り続けております。」と書いてあるので、60年以上経っているらしい。
一時期、現代企業社が運営してたみたいだけどいつの間にか現代企業社ではなくなったのね?
レストラン矢流 店内
入ってすぐのところには「川島のいもけんぴ」のお菓子を売っているお店があります。
川島のいもけんぴ
看板商品のいもけんぴと「矢流餅」が売ってます。
テイクアウトのコーヒーも売ってます。
レストランは一番奥に位置しています。
今度はショートケーキが並んでいそうなショーケースがある、ここは人気のスイートポテトを売っているところみたい。
1個もない・・売切れたの?
油絵の作品が何点か展示されています。これは陶芸の里、安芸市内原野の風景ですね。
こちらには表彰状や写真が展示されてます。
レストラン矢流には小さい頃に母親と来た記憶があるけど、その頃と何も変わらない時が止まったみたい。
一番奥のレストランまでたどり着きました。
レストラン入り口には巨大な中国っぽい花瓶?
中にもあった巨大花瓶。
左手にはテーブルの個室、VIPルームかしら。
海側に大きく窓を作り、オーシャンビューを楽しめる客席。
ソファーも照明もクラシカルで素敵です。
写真にすると豪華列車の車窓のようで本当に素敵です。
正直、実物をよく見るとかなりの経年劣化だけど、レンズを通すといい雰囲気。
これだけ広くてゴージャスな内装、60年前のオープン当初は大勢の人を感嘆させたんだろうな。
雑誌や新聞各紙、かなりそろってます。
蝶の標本
壁に飾ってあるのは巨大な蝶の標本作品。
そうそう、こんなんあったわ。だんなさんは子どもの頃これが怖かったそうです。
確かに嫌いな人は悲鳴あげるかも、何百匹もの蝶がぶわーっと並んでます。
これも新品の時は鮮やかなアート作品だったんだろうな。
一番奥には更に引き戸があって、座敷の個室があるみたいです。
往時は団体さんでにぎわったんだろうな。
窓辺に座りました。この日は残念ながら曇天だけど、海が眼下に広がる景色はテンションあがります。
よく見ると下の浜に降りて行ける小路がある、駐車場から下りられるのかな?
レストラン矢流 メニュー
すごいメニュー豊富、こんなにあるとは思わなかった。
安芸市の名物「ちりめん丼」と、高知県の名物「鰹のたたき」どちらもちゃんとありますよ。
鰹のたたき御膳のご飯が、プラス100円でミニちりめん丼にチェンジできる、これは嬉しいサービス、両方食べられます。
公式サイトにもメニューが掲載されていました。
ハンバーグ御膳 1280円
特製デミグラスソース、目玉焼き添え
たっぷりのデミグラスソース、ちょっと焼き過ぎの目玉焼き。
洋食屋さんというよりは、定食屋さんの定番ハンバーグ。
ハンバーグはしっかりこねられ、みっちり肉が詰まってる。
デミグラスソースの味はさっぱり薄めで食べやすい。
お味噌汁に、サラダ、なんか大学の学食を思い出す。
プリプリ海老フライ御膳(2尾) 1100円
2尾か3尾か選べます、他にもハンバーグやステーキとのセット御膳もあり。
なかなか大きな海老ちゃんです、食べごたえあるね。
別皿でタルタルソースが添えられてます。
かつ丼 910円
カツがおっきくてボリュームあり、味付けは甘めの濃い目。
何十年ぶりかで訪れたレストラン矢流は、メニュー豊富な町の定食屋さんという感じでした。
こういうところの「おこさまランチ」昔ながらな感じで良さそう、見てみたいなー(小学生まで)
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