高知と言えば？「カツオのタタキ」と答える方も多いはず。
高知では1年じゅうホントにカツオを良く食べる。どのスーパーにも必ず一定数のカツオのタタキと刺身は置いてあるし、居酒屋には必ずと言っていいほどメニューにある。
久礼大正町市場
そんな高知県人がたまに遠出しておいしいカツオを食べに行くのが中土佐町の久礼大正町市場（くれたいしょうまちいちば）
市場と言っても早朝からやってる市場とは違います、漁師さんたちが朝の漁で取ってきた魚をおかみさん達が売ってるから、昼過ぎが魚たくさんあって一番にぎわう時間帯。
最近はちゃんとしたお店や食堂が増えて来たけど、私が子供の頃は本当におばちゃんがだんなさんのとってきた魚をちびた包丁でさばきながら売ってるところばかりだった気がする。スペースは小さな木箱分くらいで、ずらりと並んだおばちゃんたちが賑やかにおしゃべりしながら威勢よく魚を売ってたなぁ。
こんなこと言うとすごい年寄りみたいですが、久礼大正町市場がここ数年すごい勢いで発展してるんですよ。行く度に店が増えて、人が増えてます。
平成15年に今の明るい木造アーケードにリニューアルしたそうなので、その辺りから徐々になのかな？
2016年、市場のすぐ横に「ぜよぴあ」という施設がオープンして、すごく便利になりました。
誰でも無料で利用できる休憩所のようなところで、テーブルが10個くらいあり、市場や周辺のお店で買ったものを持ち込んで食べられます。
エアコンのきいたところで休憩できるし、きれいなトイレがあるのもとってもありがたいね。
さて今回の目的はもちろんおいしいカツオ。前回は田中鮮魚店で食べたので、今回は浜ちゃんで食べるよ！
市場の入口すぐにある店です。
久礼大正町市場をナビに入れると、久礼駅の辺りから四国銀行の方に入っていく道が選択されるけど、こちらから入ると細くて分かりにくいし、大勢の人が歩いてるところをじわじわ進まなきゃいけなくなります。
いっそのこと久礼駅を通り過ぎてちょっと走り、道の駅なかとさへの道を左折して、道の駅まで行かず海岸沿いを左折して大正町市場に向かう方が走りやすいし、道なりに海岸沿いの広い駐車場に到着するのでお勧めです。
市場のめし屋 浜ちゃん
高知県高岡郡中土佐町久礼6370-2
0889-52-2060
定休日：毎月第４木曜日
10:00～16:00(月～金)
9:00～17:00(土日祝)
私たちが行ったのは5月4日みどりの日、ゴールデンウィークまっただ中、到着したのはちょうど12時。
久礼大正町市場がかつてない大勢の人でごったがえしてます、すっごい人！
ここまですごいとは思ってなかった、市場の中は満員電車なみです、ぎゅうぎゅうと人にぶつかりながらじゃないと歩けない。
もちろん浜ちゃんも行列。紙に名前を書くシステムだけど、呼ばれた時いなかったら飛ばされちゃうためか店前に20人くらいが並んでいます。
人をかき分けながらどうにか名前を書き、一旦離脱。ふぃ～
順番はまだまだなので、他のお店も見てみよう。浜ちゃんは他のお店で買ったものを持ち込みできます。ルールは「鰹刺身、鰹タタキは持ち込み不可」それ以外はOK。
おいしそうな天ぷらが色々あるよ、これ買っちゃおうか♪
市場の外にも色々とお店があります、老舗のお菓子屋さんもあるよ。ここのトコロテンが絶品なのよね。
ぶらぶらして念のため早目にお店に戻ると、あと4組で私たちの番。おとなしく並んでおこう。
店の前で高校生くらいのバイトちゃんが炭火で干物を焼いてる、だいぶお疲れ顔で魚をひっくり返してる。これだけ混めば大変だろうね、がんばれ！
やっと入れた～メニューは決めてます。
カツオ丼 650円
こちらが浜ちゃん一番人気にカツオ丼、タタキではなくカツオの刺身が乗っています。
鰹タタキ丼 650円
やはりこちらが定番のタタキが乗ったタタキ丼。
カツオがとろっと柔らかくてとろける。やっぱり久礼大正町市場で食べるカツオは全然違う。うまさ別次元。
普段はタタキが好きだけど、ここで食べるならこの最高の食感を楽しむためにも刺身がいいかも。
惣菜屋さんで買った天ぷら、ホタテ、エビ、イカゲソ。全てがぷりぷり、身が大きい。さばきたて揚げたてはおいしいね。
デザートに久礼名物トコロテンか風工房のいちごソフトクリーム食べたいと思ってたけど、急に雨が降り出した、けっこうなどしゃ降り。
走って車に乗り込み、人でいっぱいの風工房を見ながら今日はおとなしく帰ることにしました、もう少しすいてる時にまた来よう。
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