アニメ 昭和元禄落語心中 最終話・第12話 感想

あーそうか、そうだな、なんで気づかなかったんだろう。
小夏の相手があの親分というのはしっくりこないとは思ってたけど、そうなんだ。

菊比古の名前で落語をやってるのなんて、もうそのまんまだ。

 今思えば、というシーンはたくさんある気がする。先週のあの世での八雲の落語を聞きに来たのも信之助だったし。



10話で小夏が泣きながら八雲の胸に寄りそうと、八雲が優しく頭なでなでするシーンは親子の距離感にしては、あまりに近いなーと若干の違和感を感じたけど

与太郎(最終話では八雲襲名)も気づいてるね。たぶん信之助が小さい頃は本気で親分が相手だと思ってたんだろうけど、成長するにつれ、少しずつ気づいたはず。気づかないはずがない。

与太郎も小夏も全てを承知したうえでの人生最良のパートナー、かけがえのない愛すべき相手なんだろうな。

 

なんか、色々と賛美両論あるだろうけど、私的には「小夏よくやった」

すばらしい遺伝子がとてもいい環境で後世に伝えられたと思う。

 

ところで、八雲と小夏の年齢差は何歳なんだろう?25歳くらい?30歳くらいかな?

小さな小夏と八雲(当時の菊比古)が会ったのが、5歳と35くらい、八雲が死んじゃった時が小夏35歳、八雲65歳くらいと考えるとそんなもんかな。

とすると最終話では小夏は50歳ちょいすぎくらいかーすっかり年取って粋なおばちゃんになってて驚いたけどそんなもんだね。

 

焼け落ちてしまった寄席が新しく建て直されてこけら落としの落語会に与太郎、小夏の夫婦と長男信之助が出る。客席では妹小雪が観てる、松田さんまでいる。

なんだかとてもとてもいいエンディングであたたかい気持ちになれた。全てまぁるく収まって、幸せな気分にしてくれるこんなエンディング大好きです、久しぶりにいいエンディング観たな、ほんとに嬉しいありがとう。

 

 

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さて、最後に出てくる噺は、菊比古(信之助)が『初天神』、九代目八雲(与太郎)が『死神』

 

初天神(はつてんじん)とは、その年初めての天神様の縁日のことで125日に行われます。その縁日での父と息子のやりとりをおもしろく落語家さんが聞かせてくれます。色々買ってとねだる息子と買いたくない父の駆け引き、かわいい声でねだったり秘密をばらすと脅したりする悪ガキにあれこれ言っても結局は買ってしまうダメな父親をコロリコロリと声を演じ分けるのがおもしろい。

父と息子ってことでこの噺チョイスなのかな、舞台のそでから与太郎父ちゃんが見守ってるよ。

 

『死神』は、因縁のという噺ですよね。与太郎が八雲の死神を刑務所で聞いて、惚れ込んだのがそもそもの始まり。
八雲が寄席で一人で死神を話している時に火事が起こり寄席は全て燃え落ちてしまった、八雲が死んでしまうきっかけになったのもこの火事だったし。

その『死神』を満を持して与太郎が語る。亡き師匠も見守ってくれている。
与太郎、成長したんだね、幸せな家族と一緒でよかったね。

あとは、実写化されるならば納得のいくキャスティングになることを望む。

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