年越しそばを食べる大晦日、以前はゆく年くる年を見ながらお蕎麦をすすっていましたが、なんせうちのだんなさんは小食。
無理があるということで、最近は大晦日のランチに蕎麦を食べることにしました。大晦日の高知のお街も楽しみたいということで「つちばし」も考えたけど、行ったことのない「ちづる庵」に決定。
手打ちそば ちづる庵
高知市帯屋町2-1-40
088-872-4530
11:30~15:00/17:30~21:30(日祝/11:30~20:30)
定休日 木曜・第1水曜定休
混むだろうから早めにと思ったけど11:40くらいに到着、既に店の前にはかなりの行列。11時半オープンなのでみんな開店前から並んでたんだね、甘かったな~。
店の外に10人ほど、店内に5人ほどが待っています。
ちづる庵 店内の様子
1時間ちょっと並んでやっと席に着くことができました。
カウンターが6席くらいとテーブルは2人掛けが6こ、くっつけて4人にしたりしてます。更に奥に小さな個室が1つあるっぽい。
香りのいい蕎麦茶が出されます、蕎麦屋で嬉しいことの一つ。
ちづる庵 メニュー
店主の蕎麦へのこだわりが書かれています。
日本各地の新蕎麦の実をを保存しており、1年を通して新蕎麦の味と香りが楽しめる。その日打つ蕎麦の分を店内の石臼で挽いて毎朝手打ちしています。
もりそば(ざるそば)ラインナップ
ちづる庵は基本、更科寄りの白くて細い麺だけど、粗挽の田舎蕎麦(十割)もあります。
かけそば、暖かい汁蕎麦です。
更に期間限定の蕎麦もあって悩ましい~。
おそばプラス550円でセットにできます。
酒の肴になりそうなものからデザートまで、この中から2品を選んでお好みのセットにします。
一品メニューは居酒屋のメニューという感じ。これだけ蕎麦にこだわった店主が作るんだからこっちもおいしいに違いない。
さすが蕎麦屋、おいしそうな日本酒と焼酎が並んでいます。
鴨南蛮もりそば 1,450円
つややかできれいな蕎麦、細くてつるんとのどこしがいい。
厚めの鴨肉がたくさん入ってます、つゆは色が濃いけど味は上品。
添えられたのは七味?黒い?
なんだろうと後で調べたら、「黒七味」という京都の名物のようです。
7種類の薬味を炒って揉み込むことによって独特の黒い色になります。赤が見えないから唐辛子は入ってないのかと思ったけど、入ってるそうです。
この黒七味、山椒の香りが良くてとってもおいしい。どんどん追加しちゃいました。
とり南蛮かけそば 1,350円
鳥の脂がキラキラ光る。柚子皮が少し乗っています、ちょっとだけどこれが爽やかないい香り。
蕎麦屋の最大の楽しみと言っても過言ではない、蕎麦湯。
ちゃんとかき混ぜるマドラー的な棒?が添えられてるのが嬉しい。蕎麦要素が下に沈んじゃうからね。
食後、お手洗いに立つと店の奥に石臼を発見。ここで毎朝蕎麦の実を挽いているのね。
ちずる庵の蕎麦は上品で、きれいでおいしいけど量は少な目です。
13時半くらいに食べ終わって店を出る頃もまだ行列は続いてました。来年はもっと早くお蕎麦屋さんに行かなきゃ。
大晦日の高知市お街
本池澤ではおせち用の料理やお寿司がずらりと並んで売られてます。
どんどん売れていく、みんなお正月は財布の紐もゆるむよね。
中納言ではお餅がたっくさん、すごい安くなってる!
朝づきの丸餅を買いました、まだ柔らかい。
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