南国市「たぁちゃんく」野菜たっぷりランチとお好み焼き パワフル店主のおうちカフェ

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ランチ

南国市に素敵なおうちカフェがオープンしていると聞いて気になっていたお店「たぁちゃんく」

コロナ禍でしばらく休業だったのが、土日のランチが復活したとInstagramで知りさっそく行ってきました。

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お好み焼きとカフェ たぁちゃんく

高知県南国市浜改田1253
090-4330-3280

ランチ 11:30~14:30
お好み焼き 12:00~14:30、17:30~21:30
※ランチプレートは今のところ土日祝のみ。
※夜は要予約。

場所はうなぎの「かいだ屋」の少し西、かいだ屋の一つ西側の信号に面した自動車店「坂本自動車」に隣接してます。

というか坂本自動車が店主さんのご実家で、ご両親が住んでいたお家をカフェにリノベーションしています。店名の「たぁちゃん」は坂本自動車を経営していたお父様の名前、だから「たぁちゃんく(の家)」

南国市 高知で1番有名なうなぎ屋かいだ屋
...

たぁちゃんく駐車場

坂本自動車の西側に駐車場があります。道路から見えやすく看板があるのでわかりやすい。

平日は自動車店がやっているので、店の南側の駐車場に停めるようだけど、そちらをこれから使いやすく工事するって言ってたからしばらく使えないのかも?

とりあえず週末は坂本自動車の駐車場に停められるはず。

駐車場からお店への立派な入り口。お好み焼きと旗を立ててくれているのでカフェだと分かって入りやすい。

この門構えと小路の感じからすでに豪邸感がにじむ。

すっごいお庭。純日本家屋に手入れのされた日本庭園。

立派な池に錦鯉が泳いでいたんだろうなと思われる元池。今は砂利で埋めてました。

豪邸に若干圧倒されながら玄関へ、おじゃましまーす。

たぁちゃんく店内

玄関に大きな和紙と造花のアート。この四角、なんと元はコタツだって。

「ほぇ~」とアートに見とれていると、ものすっごく元気な声が「おかえり!」

店主さんがニッコニコで迎えてくれます。初めての訪問なので若干とまどう2人(笑)

「予約してくれちょった?してない?えいえい、入って入って、どこでも好きなところに座りや」と広いお部屋を案内してくれる。

「こっちはクーラーが入っちゅう、でも今日は風が吹いて涼しいき庭の見える席でも気持ちがえいで」

広い、部屋がいっぱいあってそれぞれの部屋にテーブルやソファーなど異なるタイプの席がある。

お母さんがゆっくり食べている間に子どもたちが遊べるようにと、畳座敷の席も用意されてます。

お勧めの庭の見える席に決めました。

床の間にも和紙アート。こちらの丸いのは元照明のカサ。

奥に立派な神棚も見えます。

雑貨販売コーナー

たぁちゃんくには色々な小物があちらこちらに置かれていて、販売しています。作ったのはお店のスタッフさんや、知り合いの作家さん。

こちらはビーズアクセサリー、手の込んだネックレス。

自然木や流木、どんぐりなどを使った木工作品。

陶芸作品、アクセサリー、和風小物。

「pocket kid」というのは、店主さんのお孫さんがお友達と手作りしたアクセサリーを販売しているブランド名?チーム名。

小学生のころから作り始め、中学生になった今も続けているそうです。

子どもらしい色合いとデザイン、そして値段の安さ。ピアスは300円というお手軽価格。

かわいいバングルを1つ買っちゃいました、700円。

子どもたちが一生懸命作ったって聞くとなんか買いたくなるよね。

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たぁちゃんくメニュー

ランチプレートは1種類なのでメニューはありません。色々入ったおかずプレートとご飯、お味噌汁、デザート、ドリンク。

お好み焼きのメニューがありました。たぶんもっとメニューはあると思うけど、今はコロナ対策しつつの限定営業なのでこんな感じなんだと思います。

そういえば、いつもは箸袋もスタッフさん手作りの消しゴムハンコが押された、こんなにかわいいものだけど、コロナ対策ということで今は割りばしにしているそうです。

ランチプレート 1000円

こちら通常は1100円です。今はコロナ対策で色々制限もあるしという心遣いで1000円に値引きしているそうです。いつまでかは不明。

今日のメインは「おろしハンバーグ」嬉しい。

野菜たっぷりの副菜4種類。完熟メロンとバナナのフルーツも付いてます。

サラダに珍しい「赤いオクラ」がのってます、初めて見た。

熱を加えると赤さが消えちゃうので生でシャキシャキ。オクラって生でも食べられるんだね。

粗く刻んだ玉ねぎがたっぷり入った、武骨な手作りハンバーグがおいしい。

デザートはコーヒーゼリー。

ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースから選べます。アイスコーヒーとアイスティー。

おいしかったねー量も程よいねーと、まったりデザートを食べていると店主さんがやってきた。

「アイス食べる?小さいアイスやけど、今日は暑い中きてくれたき良かったら持ってくるで、ホントに小さいアイスやき期待しなよ!」

そう言って、いたずらっこのように箱入りのアイスバーを持って来てくれました「好きなの選びや」

本当に優しくて明るい店主さんに心つかまれまくりです。

ところで、お好み焼きの鉄板テーブルは無いんだなと思って聞いてみると「こっちこっち」と奥へ案内してくれました。

お好み焼き屋さんコーナー

元々おうちのキッチンだったところをリフォームして鉄板テーブルが4台設置されてました。

まだ奥にこんなスペースがあったとは、本当に広い立派なおうち。亡くなったお父様「たぁちゃん」が大勢でワイワイ賑やかなのが好きだったので、ここでお店をやったら喜んでくれるかなって始めたそうです。

「売り上げの一部は子育て支援として寄付させていただきます」なんか、ホントに素晴らしい。

以前は別の場所でお店をやっていて、ここよりずっと小さくて分かりにくかったので、知る人ぞ知るという感じだっだんだって。

パワフルな店主さん、お好み焼き屋を始めるにあたり東京の名店に弟子入りを志願して、みっちり修行してきたそうです。

そのお店のウリがお好み焼きより、もんじゃ焼き。そしてその味を継承した店主さんの作るもんじゃ焼きは絶品だそうで、東京から来た雑誌記者さんが「高知のもんじゃ焼きなんて」と見くびってたのが、あまりのおいしさに自分の雑誌に紹介記事を書いたほど。

これは絶対に食べたいぞ、本場の記者をうならせる絶品もんじゃ!

さて、おいしいご飯と店主さんのパワーを存分にいただき、お店を出ました。「ホントにすごいお庭やねー」と言いながら見てると、「あ、庭にもテーブルがあるよ」

なんとこちらには手作りの薪釜がある。これはピザが焼けちゃうのでは。

初めて行った「たぁちゃんく」は、すごくいいお店でした。

ご飯はおいしくてお手頃価格。そしてなんといっても素晴らしい店主さんのお人柄。愛とパワーに満ち溢れていて、生きる力を分けてもらえた気がします。

帰る時は「いってらっしゃい」と笑顔で見送ってくれます。絶対また来ます。

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