やっと行ってきました!ずっと気になってた完全予約制の「錆と煤」
いやもう、本当においしかった。本当に錆だらけの店は中に入ると心地よい異世界でした。
南国市にある小さなカレー屋さん、というか南インド料理のお店?(お店の黒板には「多民族食堂」って書いてありました)
気にはなるけど、場所が行きにくいし駐車場狭そうだし、完全予約制だしな~と行かないままになっていた。
でも、南国市のイベントに出店してた「錆と煤」のお弁当を食べて、あまりの美味しさに感動し、これは何が何でもお店に行きたい!となりました。イベントのお弁当はこんなのでした↓
スパイスが苦手なだんなさんはNGなので、職場の人々に「おいしいカレーが食べられる店があるんですよ~」と吹き込み、みんなでランチにやってきた。
錆と煤(さびとすす)
高知県南国市立田632-19
090-7763-7261
定休日:不定休・完全予約制
※予約不要のモーニングも不定期であり
イベントにもよく出店されているので、休みが不定期です。毎月の営業日はInstagramとfacebookで告知されてます。
場所が分かりにくいです。ごめん・なはり線の立田駅の少し西の細い道を北に入ります。香南中学校に入っていく道じゃなく、その一つ西の本当に細い小路、って分かりにくいか・・。
これ店側から撮ったから分かりにくいけど、この道です。赤と青のクルクルがある「理容タケシマ」のすぐ東の道を入ります。
この小路を進んでいくと本当に錆に全身を覆われた建物、店なのかこれは?!という風体の「錆と煤」が現れます。
入り口の旗が無ければ絶対に分からない、そういえば看板も無いね。
駐車場は店の奥と横に停めていい感じで、10台くらいは停められます。オープン当初は2台がやっとくらいと聞いていたので、広くなったんだね。既に5台ほどの車が停まってる。
予約した12時7分前だったので、入り口の引き戸を開けて「あの~12時に予約した・・」と声を掛けると「すいません、12時までお待ちください」とのこと。12時までは店の外で待ちます。
だからみんな車の中で待ってるのかと納得、2度目以降の人はこのシステムを知ってるもよう。
12時になり、店へと招き入れられました。
店内はアジアン、多国籍なアナザーワールド。ローテーブルやソファー席、カウンターと席数は20近くありそう。
平日の12時だけど、5組のお客さん。
古い民家を店主さんたち自らでリフォームしたんだろうなと思われる、手作りの床や棚。
貼り合わせた木で出来たサイズぴったりのテーブルやアンティークなソファー、むき出しの梁に何らかの植物が絡んだ照明。
アジアのどこかの国のものだろう、カラフルな布やぎっちりと展示された小物たち。
スパイスや豆など見慣れない食材も並ぶ。
猥雑でいてどこか落ち着く、色んなアジアを融合した小さな国がここにあるね。
夫婦お2人で少しずつこのお店を育ててきたんだろうな。
錆と煤メニュー
錆と煤のカレーメニューは基本的に3つ
・肉系のノンベジプレート
・野菜・肉両方乗ってるスペシャルプレート
ほがらかな奥様が笑顔で詳しく説明してくれます。この奥様が高知出身で、カレーにはまって修行の末故郷に店を出したそうです。
ノンベジは日替わりカレーが魚か卵か選べます。ワダという豆をつぶして作ったドーナツが乗ってますが、今日は魚のフライがあるので、プラス50円で魚に変えられます、プラス100円で両方乗せもできます。
ご飯は基本はターメリックライスとバスマティライスですが、今日はレモンライスがあるので、プラス200円でレモンライスにできます。レモンライスはバスマティライスにスパイスやレモンの果汁・皮を入れて炒めたご飯で、レモンの香りがするカシューナッツが入ったご飯です。
あ、ご飯は1杯無料でおかわりできます。パクチーが苦手な方は抜けるので言ってくださいね。(ニコリ)
なかなかに難解です、錆と煤のメニュー。(プラス料金は定かではありません・・)
みんなでワイワイ言いながら注文を決定。
そして、また悩みながら食後のドリンクも注文。
アルコールもありました。
ノンベジプレート 1800円
魚のカレー +魚フライ
ノンベジプレート
卵のカレー +魚フライとワダ両方乗せ
こちらレモンライスに変更した分、カシューナッツが見えてます。
「カレーの入った器を出して、全部かけて混ぜながら食べてください」とのこと。
サンバル(豆と野菜のカレー)
ダル(豆カリー)
ラッサム(トマトのペッパースープカリー)
ライタ(自家製ヨーグルト スパイス入り)
カレーを全部プレートに出して、サラサラで辛いラッサムをご飯にかけ、ライタは食べながら一匙ずつかけて食べました。
ダルはどろっとしていて豆の甘みがあります、サンバルは酸味が強く、魚のカレーは単体でもすごく美味しいけど、色んなものを混ぜることによって、どんどん複雑な味になり、ウマさがましていく。
これとこれを混ぜて、このおかずを乗っけて、ライタもかけて、あぁこれもおいしい。こっちもおいしい。
無限の広がりをみせるカレーたち、いつまでも混ぜて食べていたい、そんな世界に行ってしまいたい。
確かにこれはご飯をおかわりしたくなる。男性陣は全員おかわりしてペロリと平らげた。
食後のドリンクで興奮をクールダウン。
ラッシー 500円
濃厚自家製ヨーグルトドリンク、酸味とトロミが強い濃厚ラッシー。
自家製ジンジャーエール 500円
ガツンと辛い生姜希望で新生姜のすりおろしをたっぷり入れてもらったバージョン。
マサラチャイ 450円
自家製ブレンドのスパイス入りミルクティー、オリジナルのスパイスはしっかり感じられるけど優しい味でした。砂糖は最初から入っていて、けっこう甘目です。
念願の「錆と煤」に来られて嬉しい。そして本当においしかった。
また来たい、また来たいよ~今度は誰を誘って来ようかな。いや1人もありなのか?1人で予約もやっちゃっていいんでしょうか?!
この興奮が冷めやらぬうちにまた来たいと思います。
錆と煤モーニング
不定期開催・予約不要
2019年9月からモーニングがスタートしてます。アジアンなサンドイッチです。
開催日はInstagram、Facebookで告知されてます。
※飲み物別、フードドリンクセットで注文すると100円引き。
ドリンクは玄米茶350円~チャイ500円など、6種類ほど。行ってみたいけど・・・正直高い・・・。
サンドにチャイをつけると1,100円、朝ご飯にはかなりの値段・・おいしいのはわかってるけど行くのをためらってます。
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