毎年11月23日はいの町、椙本神社(いの大国さま)の秋の大祭。
「おなばれ」と呼ばれる神様の御神幸が行われ、いのの町中を豪華なおみこしや獅子舞、天狗、稚児などが練り歩きます。
椙本神社(いの大国さま)
高知県吾川郡いの町大国町
088-892-0069
いの大国さまの「おなばれ」は、町中を抜けて仁淀川の河川敷まで約1時間ほど歩きます。
「おなばれ」出発予定が13時過ぎなので、先にランチにしましょうか。
いの町は近年「いの生姜焼き街道」として特産の生姜で町おこしをやってます。いの町にあるお店19店舗が参加してスタンプラリーも実施中。
せっかくなので「いの生姜焼き街道」で生姜焼き食べようか。
大国さまの近くがいいよね、前から行ってみたかった「食堂フライパン」に決定!
椙本神社駐車場に車を停め歩きます、出店がいっぱいでお祭りの活気に沸き立つ町内。
テキ屋さんだけでなく、いの町商工会の方々が出したブースも色々ある。ちょい飲み広場や職人さん
あ!商工会館前では生姜焼きスープのふるまいをやっている!先着300名だからもうだめだろうなと思っていたけど、間に合ったみたい♪
すっごい大きな鍋、というかこれは鍋なのか?いったい何杯作れるんだろう。この鍋のMAXが300杯なのかな。
鉄板で焼いた豚の生姜焼きをたっぷりトッピングしてくれます。大量の新鮮生姜千切りが入ってる。
無料のふるまいなのに、しっかり食べごたえのあるボリューム。
スープは味噌仕立てで、生姜がシャキシャキしてとってもおいしい。もっと生姜を料理に使っていこうって思った。
食前のスープをいただき「食堂フライパン」に向かいます。
お腹もいっぱいになり店を出ると、ちょうど「おなばれ」の行列が神社を出発して、もうすぐ店の前に来るらしい。
先頭がやってきた!
おなばれの行列
お獅子の太鼓隊が続き、子ども神輿、稚児行列
御神体のお神輿もやってきた
神輿行列を見送り、私たちは反対方向に進みお参りしに行こう。
賑やかな出店がたくさん
おや、こちらにも神様が。「しょうがみ様」
生姜をかたどった手作りオブジェと思われるが、強風のため飛んでしまいそう。
鳥居に到着
こちらも賑わってる、どうやらお参りするための行列ができている。
私たちも手水場で清めてから最後尾に並びます。
よーくお祈りしますよ、あれやこれや・・。
またぶらぶらと歩いて、行列が向かった川岸にショートカットで向かいます。
土手を登れば穏やかな仁淀川と鉄橋が見えてきた。
仁淀川河川敷で神事
しばらく待つと行列の先頭がやってきた、立派な獅子舞
行列には3頭のお獅子がいて、道々のお子様の頭を噛んでいく。健康に育ちますように。
「あ~ん」
「ガブリ」
自ら頭を差し出す子もいれば、親に無理やり連れていかれ大泣きする子もいる。お祭りらしい賑やかさ、みんなの笑顔が広がる光景。
私が楽しみにしていた稚児たちによる舞の奉納が始まる
旭舞、乙女舞、浦安の舞、獅子舞が順番に奉納されます。
“乙女の姿 しばしとどめむ”の歌が頭をよぎります
稚児の舞奉納
鈴の音がシャランとなる度に浄化されている気がする。
獅子舞は熟練の技という感じ。見ている子供から歓声や笑い声が湧き起こる。
舞の奉納が終わると、お神輿と共に運ばれていたご神木をみんなで分け合って(奪い合って)持ち帰る。
そして一番の盛り上がりどころ、餅まき。がんばるぞ!
ご神木の枝もお餅もゲットできて、福をおうちに持ち帰れました。
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