高知市大津の食品団地にある老舗の豆腐屋さん「高橋豆富」が、工場併設のできたて豆腐が食べられるお店を開いたよ。
お豆腐に肉吸いを合わせた「おとうふ肉吸い」、さっそく食べに行ってきました。
高橋豆富 おとうふ肉吸い
高知市大津乙 1738-6
11:00~14:00
不定休なのでInstagramで確認してね
場所は大津の食品団地、河津桜で有名な場所です。
青柳のすぐお隣、豆腐工場の敷地内にこじんまりとしたお店ができてます。
高橋豆富 駐車場
おとうふ屋さんの隣にあるのは「野根まんじゅう」の七福堂さん。
野根まんじゅうって野根(高知県東部、東洋町)で作ってるのかと思ったら大津だったのね、知らんかった。
全部で13台も停められる広い駐車場、小さいお店なので余裕がありそうです。
高橋豆富
ところで皆さんお気づきでしょうか、「高橋豆富」豆腐じゃないのよ豆富と書くの。
高橋豆富は昭和26年(1951年)に創業、2023年で72年です。ちょうど創業70年の節目、令和3年に社長就任された現社長のおじい様が創業時にめでたい「富」の字をあてたそうです。
肉吸いとは
肉吸い(にくすい)という料理は高知ではあまりなじみが無いですよね。お笑い好きの方は聞いたことあるかもしれません。なぜなら肉吸い発祥のお店は大阪難波で芸人さんに愛される「千とせ」というお店で、芸人さんたちの話にも登場することがあるから。
元々、肉うどんが人気のお店で、常連の芸人さんが「肉うどん、うどん抜きで」と注文したのが「肉吸い」の始まりだそうです。
「千とせ」には、「肉吸い・豆腐入り」というメニューもあるので高橋豆富さんもここからアイデアを得たのかもね。
10月の営業予定
入口に貼ってあります、どうやら月・水・金が基本お休みみたい。
豆腐が入っていたであろう青いケースが山積みです。
お豆腐良心市
入り口前で規格外の豆腐が激安で売られてます、なんと1丁30円!
見た感じどこが規格外なのかわからない、少し欠けてたりするのかな?これはものすごくお買い得、これから鍋の季節いいですね。
店内のようす
左右の壁沿いに椅子が並んで全部で8席
正面がキッチンで右手に券売機、食券制です。
肉吸い メニュー
基本の「肉吸い」、豆腐が玉子豆腐のバージョンもあります。平日限定ご飯、とはなんだろう?豆腐じゃなくてご飯?
ゆず玉の卵ご飯もサイドメニューであります。下にはトッピングが色々、豆腐屋さんのきつねはおいしそう。
写真もあるので分かりやすいです。
肉吸い+卵かけご飯は確かに相性良さそうだね
注文のしかた
食券を買って、キッチンにいる店員さんに渡します
どんぶりが置いてあるので、自分で好きなだけ豆腐をすくって入れて店員さんに渡します。(これに肉などを入れて肉吸いを作ってくれます)
番号札を1人1枚渡されるので、番号を呼ばれるまで席で待つ。
できたてのなめらかなお豆腐を好きなだけお玉ですくうという人生初の体験に、どのくらいの量入れたらいいのか戸惑う
後からおかわりできるので抑えめで、お玉に2すくいくらい入れました。
更に小さなお皿もあって、「肉吸いの用意ができるまで、できたて豆腐を食べてお待ちください」と勧められる。
おろし生姜とネギが用意されているのでトッピング
できたて豆腐をそのままいただく、トッピング前の白く美しい豆腐です。
しっかりすくえるけど、とろりとクリーミー、ベタな表現ですがまさに大豆の甘味を感じます。
肉吸い 850円
熱々でやってきました、肉がかなりたっぷり入ってます。
カツオと昆布をあわせたというお出汁がとてもおいしい、おとうふをたくさん入れると薄くなるので卓上の調味料で好みに調整できます。
私は1回おかわりしました、豆腐をひとすくい。カエシを追加して出汁も飲み切る。
豆腐でお腹いっぱい、でも全然もたれない、気持ち的にも体にいいもの食べたなという満足感。できたての豆腐を食べられる機会自体なかなか無いので、豆腐好きにはたまりませんね。
高たんぱく・低カロリー・糖質オフと心と体にとってもいいランチ。お肉少なめ豆腐メインのもう少し低価格バージョンがあれば嬉しいな。あと、豆乳小売りしてくれたら嬉しいな。
さて、せっかくなので隣の青柳アウトレットでお菓子を買って帰ろう。
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