高知市の中心部から南に行った筆山のふもと、ジャズ喫茶ピートはあります、2019年9月オープン
こだわり派店主のジャズとスパイスカレーの店、ずっと行きたかった店にとうとう行って音とスパイスを堪能してきました
ジャズ喫茶ピート
高知市筆山町6-17
土曜日 11:30〜21:00
日曜日 11:30〜終了まで
ジャズ喫茶ピートは週末・土日のみの営業で、カレーは営業中でも早く売り切れることがあります、不定休もあるので事前にInstagramリールで営業確認してね
大橋通りから1kmくらいなので街中から歩いて行けなくはないね、鏡川を渡り、潮江天満宮を通り過ぎたらすぐです、3階建ての建物の後ろはもう筆山の緑が見えてます
ピート 駐車場
お店の前に4台停められるようになってます
ただ、めっちゃ坂なのよ、サイドブレーキ思いっきり引いても心配になるくらい、三角のタイヤ止め欲しいくらい
店前がいっぱいだったら、奥にも停められるようなので店主さんに声かけてみてください
ジャズ喫茶ピート 店内
土曜日の11時半、ちょうど店主さんがドアを開けて本日のメニューを記入するところ、穏やかな笑顔でいらっしゃいませと迎え入れてくれました
行きたいと思いつつなかなか来れてなかったのは「ジャズ喫茶」への私の勝手なイメージでは、薄暗い店内でジャズ好きな人々が少々偏屈な店主とジャズ談義を繰り広げている感じで、ジャズがよく分からない自分には敷居が高い気がしてました
ジャズ喫茶ピートはそんな私の勝手な想像と全然違って、大きな窓から差し込む光明るく、店主さんは想像よりずっと若くて腰が低く物腰柔らか、常に温厚なほほ笑みをたたえる瞳
今回はカレー好きな友人を誘ってやっとの初訪問だったけど、これなら全然一人で来られる、むしろ一人で楽しむのにぴったりのお店やん
店内に足を踏み入れてまず目に留まるのがこの大きなスピーカー
この年代物のJBLスピーカーとの出会いがきっかけでジャズ喫茶ピートをオープンするに至ったそうです
店内には大音量でジャズが流れます、スマホやタブレットで音楽を流す店も増えましたが、ピートはレコード盤・真空管アンプ・巨大スピーカー、大きな音なのに心地よいと感じる不思議
一番乗りだったので、了承を得て店内撮らせてもらいました
座り心地のよさそうなソファー、席数はけっこうあって30~40席くらいかな?
店主さんのレコードコレクション、その日かかっている音楽はInstagramで紹介されてます
店主さんにお願いして自前のレコ―ドを持参してかけてもらうこともできるらしいよ
ジャズの本とカレーの本、今度は本棚もじっくり見てみたい
味のある素敵な器、販売されてます、しかもめっちゃお手頃価格
なんと店主さんのお父様の作品なんだって
ジャズ喫茶ピート メニュー
シンプルです、食事メニューはスパイスカレーのみ
ドリンクも種類は少なく、そぎ落とされた洗練されたメニュー、私の妄想カフェのお手本にしたい
Peatというくらいだし、ウイスキーはこだわりのラインナップがありそうね
店前に掲げられた本日のカレーとお菓子
カレーだけでなくお菓子も手作りする店主さん、Instagramにアップされている、ふわふわシフォンケーキやリンゴたっぷりケーキなどすごくおいしそう、今日はイチゴのタルトです
スパイスカレー 950円
美しい、そして盛りがいい、スパイスカレーは量少ないお店が多いからこれは嬉しい
南インドのチキンカレー
スパイスの香りが新鮮、口に入れると香りがはじける、辛みも感じるけど辛いというよりスパイスの心地よい刺激がある、鶏肉もゴロゴロたっぷり入ってます
スパイスカレーの付け合わせではアチャール(インドの漬物的な)が多いけど、ピートではポリヤル(野菜炒め的な)が3種添えられてます
レンコン・ブロッコリー・大根のポリヤル、プラス玉ねぎとニンジンのアチャール、緑の葉っぱはイタリアンパセリとカイワレ大根かな
ラッキーなことに今日はインドのバスマティライスでした
ぱらぱらの長粒種米で香りが良く、スパイスカレーによく合います、あまり売ってないしお高いからスパイスカレーを提供する店でも出会えることはまれ
見た目はそうめんを切ったのかしら?という感じ、スパイスカレーとの相性ばっちりでこれならいくらでも食べられちゃう
ホットコーヒー 500円
コーヒー好きの友人が「すごく好きな味」と喜んだ、深煎りの香りと苦み濃厚なコーヒー
私は紅茶、ポットサービスが嬉しい、やはりこの器いいね
なお、何も言わないと砂糖もミルクも出てきません
私たちの後も続々とお客さんがやってきます、常連のジャズファンの方と店主さんがおしゃべりしたりしています、外国の方もいらっしゃいます
待ちが発生するほどではないので、ゆったりと音楽とおしゃべりを楽しめます、いい音を浴びながらおいしいスパイスカレーを食べる幸せ
ジャズには詳しくないけれど好きなのは、Melody Gardot、Adele、Norah Jones、せっかくなので聴きながら記事を書いてみました、また行きたくなりました
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